九州オルレ 【01初級】八女コース ―広大な茶畑と古代文化をめぐる―-1

九州オルレ【01初級】八女コース ―広大な茶畑と古代文化をめぐる―

広大に広がる茶畑の豊かな香りに包み込まれながら、丘陵地の緩やかな稜線に沿って歩く九州オルレ八女コース。
福岡県の南東部に位置する八女市は日本でも最高級の緑茶として名を誇る玉露茶の産地で有名。韓国慶尚南道の巨濟島(コジェド)とは2012年から姉妹都市を締結して活発な交流をしてきました。


コースの流れ

清流星野川を横に見ながら山の井公園からスタートして、八女古墳群の中で最後に作られた童男山古墳へ。星野川の北側、標高約180mの尾根上に1191年に築かれた犬尾城跡を過ぎると、この道のハイライトとも言える約65haの広大な敷地に一面に広がる八女中央大茶園に到着します。緑の茶畑を抜けて行くと、ビンの蓋の開け方が珍しい昔ながらのラムネを販売している江崎食品があります。ラムネを一口飲み、一息ついてから終点に向かって歩いて行くと、端正な姿をしている丸山塚古墳に出会います。まるで古墳を守っているかのように桜の木が古墳の周りに沿って並んでいます。そして歩いて来た道の景色を思い返しながら歩を進めると、いつのまにか終点に到着します。


イチオシスポット

  • 童男山古墳

    童男山古墳

    巨石が並ぶ童男山古墳の石室は直接入って見ることができます。また、朱塗りの跡も残っています。

  • 八女中央大茶園

    八女中央大茶園

    ここで生産されている八女茶は生産から販売まで共同事業で着々と実績を上げている集団茶産地です。


コースマップ

距離:11km/所要時間:3~4時間/難易度:初級
問い合わせ:0943-23-1192(八女市観光振興課)


スポット案内

  • 1.山の井公園

    1.山の井公園

    公園南側には星野川の清流が展望できるなど、自然に囲まれた公園で上流にある山の井堰の人柱になった中島内蔵助の偉業を称えた記念碑もあります。

  • 2.童男山古墳

    2.童男山古墳

    北部九州を統治していた筑紫君磐井一族の最終末を飾る墓である。6世紀後半に築造された大型円墳で、石室の長さは18mもある横穴式石室です。秦の始皇帝から不老不死の薬を探すように命じられた徐福伝説が残されています。

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  • 3.八女中央大茶園

    3.八女中央大茶園

    茶どころ八女を代表する茶園で、見渡す限り一面に茶畑が広がり、まるで緑のじゅうたんを敷き詰めたよう。展望所からは八女市街が一望でき、晴れた日には有明海や島原半島を望むことができます。

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  • 4.丸山塚古墳

    4.丸山塚古墳

    6世紀後半に築造された、彩色された装飾を持つ国指定の史跡の大型円墳です。春には桜も咲き誇り、ベンチに座り正面に見える飛形山と八女市街地の眺めを楽しむことができます。


スタート地点へのアクセス

01:福岡空港→JR博多駅(JR九州鹿児島本線下り)→JR羽犬塚駅→<堀川バス>→上山内バス停下車→山の井公園(徒歩 約2分)
02:福岡空港→西鉄福岡駅→西鉄久留米駅→<西鉄バス>→福島バス停→<堀川バス>→上山内バス停下車→山の井公園(徒歩 約2分)
03:福岡空港→太宰府インター(九州自動車道下り)→八女インター又は広川インターを下りて約20分


コース紹介動画

Column

【取材記事】九州オルレ 八女コース 八女茶を育む豊かな土壌には、驚きがいっぱい詰まっています-1

【取材記事】九州オルレ 八女コース 八女茶を育む豊かな土壌には、驚きがいっぱい詰まっています

広大なる茶畑、ルート上に点在する古墳群。八女コースをたどる上で欠かせない二大スポットです。起伏は比較的少ないのですが、最後まで驚きと不思議を感じられ、感情は揺さぶられて起伏ができるはず。歩きやすく、初めてでも参加しやすくなっています。さあ、魅力的な歩き旅を始めましょう!

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