森林セラピー基地篠栗

九州経済の中心地である福岡市から東に車で30分のところに位置する篠栗町は、都市圏を形成するベッドタウンという地域でありながら、7割を山に囲まれている緑豊かな町です。篠栗四国は、小豆島四国、知多四国とならび、日本三大四国として有名な霊場。広大な景勝地の中に八十八ヶ所の札所があり、心の安らぎを求めて全国から年間100万人を超える人々が訪れています。
恵まれた自然環境を利用して行うウォーキングロードは「落陽コース」「荒田周遊コース」「夫婦杉コース」「あじさいコース」「篠栗九大の森コース」「樹芸の森コース」の6コース。それぞれ特徴を活かして自然を味わうことができます。

コース紹介

落陽コース

このコースは森林セラピー基地認定のための実験が行われたコースです。高低差が少ないので初心者の方にも楽しんでいただけます。杉の巨木やメタセコイア等の針葉樹を見ることができ、四季によってさまざまな姿を見せてくれます。

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荒田周遊コース

萱ヶ倉林道を通り、若杉太祖宮上宮～米ノ山山頂～こもれ陽の森を通り、荒田高原へと周遊するコースです。萱ヶ倉林道で見られる杉並は複層林になっており、そびえたつ大木が並ぶ木々の間に、低い木が並び、2段以上の層になっています。

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夫婦杉コース

JR筑前山手駅から荒田高原を目指して登り、夫婦杉を眺めながら若杉山山頂まで歩くコースです。天狗岩の冬桜や寄り添って静かにたたずむ夫婦杉が見どころです。夫婦杉の樹齢は300年を超えるともいわれています。

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あじさいコース

JR筑前山手駅から荒田高原を目指して登り、そこから蛇谷線林道を抜け、若杉山「太祖宮上宮」までの森林を歩くコースです。コース途中にあるあじさいロードは、色とりどりの花で心を癒してくれます。

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篠栗九大の森コース

「篠栗九大の森」は、九州大学福岡演習林の西端にあり、九州大学と篠栗町が共同で整備・管理を行っています。中心にある蒲田池の周り約2kmの遊歩道には、町の森林の間伐材を使用した東屋やベンチがあり、自然を感じながら散策することができます。

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樹芸の森コース

「樹芸の森公園」は篠栗の豊かな緑を満喫できる場所です。展望台からは迫力ある鳴淵ダムの全景が見渡せます。また、ダムの上流には、五重の塔から水を落としたように流れが五つの段になっている「五塔ノ滝」があり、くっきりと澄んだ滝つぼには春の桜や夏の新緑、秋の紅葉と四季の移ろいが色鮮やかに映し出されます。

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