【2023年最新情報】体も心も温まる旅 ~冬だからこそ楽しめる福岡~
冬の味覚や温泉など「あったか」に癒されたい季節到来!
寒い冬の旅だからこそ行きたくなる食べたくなる"冬に行きたい福岡"の最新情報をお届けします。
~ぽかぽか冬グルメ~
福岡おすすめの「お鍋」
ふぐ鍋【宗像市】
福岡県最大の天然フグの水揚げ量を誇る宗像市の鐘崎(かねざき)漁港。その中でも高級食材として知られている「鐘崎天然とらふく」が旬を迎えます。玄界灘の荒波にもまれた身のツヤや香り、旨味、歯ごたえは養殖と段違い!
てっさはもちろん、寒い時期はふぐ鍋がおすすめです。昆布だしに白菜やにんじん、長ネギなどの野菜を入れ、ポン酢をつけて食べると絶品!ひれ酒と一緒に楽しむとまた格別です。
2月~3月は恒例の「鐘崎天然とらふくフェア」が開催されます。唐揚げや焼き白子など、いろいろなスタイルのふぐ料理を存分に味わっていただけるフェアです。
鶏すき【古賀市・宗像市など】
すき焼きといえば牛肉が一般的ですが、古賀市や宗像市周辺の地域では鶏肉を使った「鶏すき」が味わえます。江戸時代、福岡藩で養鶏が盛んで鶏肉が身近な存在だったことから、昔から親しまれている郷土料理です。
鶏すきは皮やレバー、玉ひもなど1羽丸ごと使用し、白菜や春菊、さつまいも、ごぼうなどの旬の野菜をどっさりと加えて煮ます。たっぷりの砂糖としょうゆの濃厚な甘辛い味付けは一度食べるとやみつきに!
道の駅むなかたやオンラインショップでは、自宅で楽しめる「鶏すきセット」を販売しています。
田川ホルモン鍋【田川市】
石炭産業で栄えた炭鉱のまち田川市のご当地グルメ。一般的なホルモン鍋は出汁に具材を入れますが、田川ホルモン鍋は味噌ベースや醤油ベースのタレで下味をつけたホルモンを使用。玉ねぎやキャベツ、もやし、ニラなど大量の野菜と一緒に、真ん中が窪んだ独特の形の鉄板で炒め煮します。地元では「とんちゃん」と呼ばれ、炭鉱で働く人々に愛されたスタミナ料理ですが、野菜やコラーゲンたっぷりの鍋は若い女性にも人気。シメは、まずはうどん、さらにおじやにして食べるのが田川流です。
味噌だれおでん【行橋市】
ピリリと甘辛い秘伝のタレをかけた「味噌だれおでん」は行橋市民のソウルフード。おでん屋さんではなくラーメン店で食べられます!
「三徳らーめん」では、豚骨スープで煮込んだ具に、赤味噌に豚骨スープと生姜を加えた特製味噌だれをたっぷりとかけていただきます。こってりとした甘味の中にまろやかなコクがありながらも生姜の風味でさっぱりとした味わいで、ぺろりといただけます。特製味噌だれをラーメンに入れて食べるのもおすすめです。
Column
博多の定番鍋といえばこれ!
はずせない博多の定番鍋といえば「水炊き」と「もつ鍋」。福岡県民の中でも好みが分かれる二大鍋です。鶏のコクと旨味が凝縮したスープが絶品の「水炊き」とニンニクの風味とプリプリのもつの食感がたまらない「もつ鍋」。最近では両方の鍋を同時に楽しめるお店も増えています。あなたはどっち派?
「福岡の鍋対決!」特集福岡おすすめの「牡蠣」
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唐泊恵比須(からとまりえびす)かき【福岡市】
もっと見る福岡市が誇るブランド牡蠣「唐泊恵比須かき」は大きな貝柱、濃厚な味わいが特徴。牡蠣小屋は、例年11月~3月ごろまで営業しています。
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糸島カキ【糸島市】
もっと見る玄界灘に面する糸島で収穫される「糸島カキ」。海岸沿いの「糸島カキロード」には、25軒の牡蠣小屋が11月下旬~3月下旬まで順次オープンします。
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豊前海一粒かき【北九州市】
もっと見るひとつひとつ手作業で丁寧に磨かれた殻付きの「豊前海一粒かき」はアクがなく、プルンとした食感で濃厚な味わい。殻つきのまま焼く、蒸す、フライにするなど様々な食べ方が楽しめます。秋分の日から春分の日がシーズンと言われています。
福岡おすすめの「餃子」
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博多一口餃子【福岡市】
もっと見る博多一口餃子発祥のお店「宝雲亭」の餃子。蒸し焼きした皮は口の中でとろけてしまうほど。タマネギ、合挽ミンチ、ニラのシンプルな具材が皮の風味を生かしています。一口サイズで子どもや女性に人気です。
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鉄なべ餃子【北九州市】
もっと見る今ではメジャーな「鉄なべ餃子」。北九州市八幡の餃子店「本店鉄なべ」の創業者が、東京・銀座の喫茶店でスパゲッティナポリタンを鉄の皿で出す店があったことをヒントに発案し、そのおいしさが広がりました。パリパリとした焼き皮は、ビールとの相性抜群です。
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久留米餃子【久留米市】
もっと見る屋台文化が息づく久留米では、味や大きさなどバリエーション豊富な餃子が生まれました。日本最古といわれる「ぎょうざ専門店湖月」の姉妹店では、全て手作りにこだわっています。つるんとした皮が人気のスープ餃子は久留米店限定です。
Column
復活!長浜屋台街
かつて多くの屋台でにぎわっていた福岡市の長浜地区。中央卸売市場の鮮魚市場前には2023年6月、新しく7軒の屋台がオープンし、合計9軒(1軒休業中)による「長浜屋台街」が復活しました!
乾杯を「プレイボール」と言って野球観戦のノリで楽しめる店、明太子料理専門店や中国人店主による本格中華、タレにこだわった串揚げ屋台など個性派ぞろい。
福岡の「雑煮」
筑前朝倉蒸し雑煮【朝倉市】
朝倉地域に伝わる、茶碗蒸しのように蒸し固めた珍しい「蒸し雑煮」。鶏肉や野菜、西日本では一般的な丸餅を入れ卵を溶き合わせただし汁で蒸し上げます。朝倉市、筑前町、東峰村を中心に10店以上で、季節を問わず郷土の味として食べることができます。ここでしか食べられない雑煮をぜひ味わってみてください。
~冬はやっぱり温泉~
原鶴温泉【朝倉市】
筑後川沿いの絶好のロケーションと県内随一の湧出量を誇る原鶴温泉。古い角質を落とす弱アルカリ性単純泉と、美白効果のある単純硫黄泉の湯はトロっとした柔らかい肌触り、「W美肌の湯」として人気を博しています。宿泊だけでなく立ち寄り湯も充実、多彩な温泉を楽しめます。
船小屋温泉【筑後市】
矢部川沿いの歴史ある温泉地。日本屈指の炭酸含有量を誇る含鉄炭酸泉はさまざまな効能があり、湯治場としても利用されていました。九州新幹線・筑後船小屋駅から車で約5分とアクセス抜群。周辺には九州芸文館や福岡ソフトバンクホークスのファーム施設などのスポットがあるので観光の拠点にもおすすめです。
筑後川温泉【うきは市】
さまざまなフルーツ狩りが楽しめるうきは市。筑後川の中流に位置する筑後川温泉は、九州自動車道・杷木ICから車で約5分とアクセスに恵まれた温泉地。国民保養温泉地域に指定された良質な温泉は、トロトロ湯で肌をやわらかくする「美人の湯」として特に女性に人気です。
脇田温泉【宮若市】
福岡市と北九州市のほぼ真ん中に位置する自然豊かな温泉郷。奈良時代の歌人・大伴旅人も入浴したとの記録が残る歴史のある温泉です。無色透明で適度なぬめり気があるお湯は、硫黄分を多く含むアルカリ性単純泉。入浴後は肌はツルツル、スベスベになると好評です。
気軽に楽しめる足湯
~サウナで整えよう~
グランピング五感【那珂川市】
2022年7月にオープンしたグランピング施設。那珂川の森から切り出された薪(まき)を使用した「薪サウナ」と「電気式サウナ」、趣の異なる2種類のサウナは日帰り利用も可能です。成竹山の地下60mから汲み上げた天然水のかけ流しの水風呂後は、屋上の「空のデッキ」のチェアで整えましょう。
うきは酒宿(さかやど)いそのさわ【うきは市】
うきは市内で唯一の酒蔵「いそのさわ」が、敷地内にある築約130年の古民家をリノベーション。木の温もりを感じる酒樽サウナ、使わなくなった醸造タンクを改造したシャワー室や水風呂は、自身が"酒米"になったようなユニークな気分に。水風呂や施設内の飲料水は日本酒の仕込み水、食事時は日本酒がフリードリンクで楽しめると人気の酒宿です。
~あったかい船の旅~
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季節限定「あったかクルーズ」
もっと見る通年運航している工場夜景クルーズが、毎年2月金曜限定で「あったかクルーズ」として運航。ホットワインや日本酒などを飲みながら、きらめく工場夜景を堪能しませんか。
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冬の風物詩「柳川こたつ舟」
もっと見るこの季節ならでは、どんこ舟に火鉢をいれたこたつを乗せ、ぽかぽか温まりながら進む「こたつ舟」。料亭旅館「柳川藩主立花邸御花」ではこの期間特別宿泊プランを設定(こたつ舟でお団子プラン)。ぬくぬくのんびり水郷の旅をお楽しみください。
まとめ
"冬だからこそ楽しめる福岡"いかがでしたか?体も心も温まる旅をぜひお楽しみください。