【2024年版】福岡県 秋の紅葉名所ガイド
10月下旬頃から11月下旬にかけて見ごろをむかえる福岡県の紅葉。
毎年イベントやライトアップも行われる有名な紅葉の名所から神社やお寺、穴場まで、エリアごとにおすすめのスポットをピックアップしました。
「福岡エリア」の紅葉名所
秋月城跡
福岡藩主黒田長政の三男長興に5万石が分与され秋月藩が成立し、長興が築城し居城した秋月城。「黒門」は長興を祀る垂裕神社の参道に移築され、周辺は紅葉の名所としても知られ多くの観光客で賑わいます。
雷神社の公孫樹
標高955mの雷山の中腹に鎮座する雷神社の社殿に登る石段の左側にある、樹齢900年以上と推定される大イチョウ。秋にはギンナンの実を結びます。神社周辺は静けさとともに神秘的な空間が広がっています。
宝満宮竈門神社の紅葉
「縁結び」「方除け」「厄除」の神様として信仰されている竈門神社。秋には、300本程ある楓や銀杏が、赤、黄、橙などさまざまな色に紅葉し、境内を美しく彩ります。期間中は夜間のライトアップが楽しめます。
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11月は「もみじ祭り」を開催!
楓や銀杏などが境内を彩る紅葉の季節に、採れたて野菜や果物のフリーマーケット、挽き立てコーヒーやボージョレ―ヌーボー、和洋菓子の販売、ミニコンサートなども催される「もみじ祭り」。この時期に日没からのライトアップもスタートします。
もっと見る-
一本松公園(昭和の森)
もっと見る三郡山や宝満山への登山の起点となる標高300mにある森林自然公園で、紅葉のスポットとしても知られています。山頂までは約2時間程度、美しい紅葉を見ながらの散策や山歩きにもおすすめです。
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東峰村 もみじロード
もっと見る国道211号線「つづみの里」付近から「宝ヶ谷」までの道は、モミジ・ケヤキ・イチョウ・ハゼなどの紅葉を楽しめる通称「もみじロード」。大肥川の流れとともに見られる景色が美しいドライブコースです。
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岩屋公園の大公孫樹
もっと見る福岡県の天然記念物「大公孫樹」は樹齢700年の岩屋神社の御神木。江戸時代の文献には「七色木」として、七種の異なる植物が生えていると記載されています。秋の落葉が作る黄金の絨毯は見ごたえがあります。
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鉾立山天王院の紅葉
もっと見るご本尊は唐から帰国中の法大師空海を海難から救ったという浪切不動明王で、海上安全、大漁祈願はもとより人生の荒波を鎮めて運を切り開く厄よけ開運の御仏として信仰を集め、秋は紅葉を楽しむことができます。
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鎮國寺の紅葉
もっと見る日本で最初に創建された真言宗最古のお寺。「花と祈願の寺」と言われるほど年間を通じて美しい花々を楽しむことができ、11月中旬頃にイチョウ、11月下旬頃からカエデが色づき、境内が秋の色に染まります。
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筑紫耶馬渓の紅葉
もっと見る四季折々の渓谷美を堪能でき、秋の紅葉シーズンには、色づいた美しい樹々に癒しを求める人々で賑わいます。福岡中心部から車で30分というアクセスの良さもあり、手軽に行ける景勝地として人気があります。
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二日市八幡宮の公孫樹
もっと見る境内には筑紫野市指定天然記念物であり、御神木でもある「公孫樹(いちょう)」を含め多数のイチョウの樹が植えられ毎年美しく黄金色に染まる姿は見る人を楽しませてくれます。毎年11月には【公孫樹(いちょう)まつり】を開催しており、「音と光と町とひと」をコンセプトに、五感でイチョウの美しさを楽しんでいただくイベントとなっています。
「北九州エリア」の紅葉名所
河内藤園
「日本の最も美しい場所31選」に選出され、世界中から観光客が集まる藤の名所ですが、11月中旬から約700本の紅葉が見ごろを迎えます。もみじのトンネルは足場が悪いため、歩きやすい靴がおすすめです。
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メタセの杜周辺のメタセコイアの紅葉
もっと見る築上物産館「メタセの杜」の裏にあるこの並木道には、まるで海外映画のワンシーンに迷い込んだような風景が広がっています。秋は、落ち葉が作る真っ赤な絨毯が伸びるロマンチックな紅葉の並木道になります。
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河内貯水池
もっと見る板櫃川上流に建設された河内ダムによってつくられた人口の湖で北九州国定公園にも指定されています。湖周辺にはサイクリングロードもあり、自転車で走りながら紅葉を楽しむこともできます。
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牧の原キャンプ場周辺の紅葉
もっと見る牧の原キャンプ場は耶馬日田英彦山国定公園内に位置し、福岡県森林浴100選にも選ばれている自然ゆたかなキャンプ場です。キャンプ場周辺は、秋はモミジやイチョウ、ドウダンツツジなどの紅葉が楽しめます。
「筑後エリア」の紅葉名所
太原のイチョウ
秋が深まる11月中旬~下旬になると、約80本のイチョウ並木が美しく色づき、あたり一面を黄金色に染め上げます。色づいた葉が落ちると地面は敷き詰められた絨毯のようになり、美しさもひときわです。
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柳坂曽根のハゼ並木の紅葉
福岡県の天然記念物に指定された櫨並木で、「伊吉ハゼ」を中心に約260本のハゼ並木が続く人気の紅葉スポットです。11月中旬になると真っ赤に色づきはじめ、筑後路の秋の風物詩になっています。
如意輪寺(かえる寺)の紅葉
愛らしい「かえる」のオブジェが約10,000体飾られ、インスタ映えスポットとしても有名な「清影山如意輪寺」は紅葉の名所としても知られています。境内で紅葉を楽しみながらの「かえる」探索。海外の観光客からも人気があります。
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釈迦岳・御前岳の紅葉
もっと見る福岡県内最高峰の釈迦岳と第二峰の御前岳は、秋の紅葉が美しい山としても知られています。特に御前岳南側の御側渓谷から山頂にかけての紅葉が素晴らしく、釈迦岳と御前岳を縦走できる登山コースが人気です。
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グリーンピア八女周辺の紅葉
もっと見る広大な敷地の中、さまざまなレクリエーションが楽しめる大型レジャースポット「くつろぎの森 グリーンピア八女」。秋には施設内や施設周辺でドウダンツツジやモミジ、カエデなどの紅葉が楽しめます。
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八女津媛神社の紅葉
もっと見る八女市の名前の語源にもなった「日本書紀」に登場する八女津媛を祀る神社は「美のパワースポット」としても知られています。秋になると、紅葉したモミジなどが神社一帯を包み込み、神秘的な空間になります。
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長田の大イチョウ
もっと見る老松神社境内にある大イチョウは、約400年前、社殿建立の際に御神木として植栽されたといわれています。根元は1本、幹は7本に分かれており、樹齢400年の県内最大級。秋にはイチョウ祭りも開催されます。
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清水山一帯の紅葉
もっと見る全国の歩きたくなる道500選にも選ばれ、紅葉の時季は特に美しく見応えがあります。中でも室町時代に雪舟が造ったと伝えられる清水寺本坊庭園は、自然美と人工美が溶け合い、見事な紅葉が見られます。
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石橋文化センターの紅葉
もっと見る石橋文化センターは、花と緑あふれる約6万㎡の自然の中に「公園」、「観光」、「文化芸術」の3つの機能が一体となった複合施設です。秋深まる11月は、日本庭園を中心に紅葉の彩りが最盛期を迎え、その見ごろに合わせて「もみじまつり」を開催しています。
「筑豊エリア」の紅葉名所
三井寺(平等寺)の紅葉
夏は風鈴で有名な三井寺は秋の紅葉の美しさでも知られています。住職の手で植え育てられた、真っ赤に紅葉したモミジやカエデ、イチョウの黄色い絨毯など、カラフルに彩られた境内を楽しむことができます。
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神間歩公園
もっと見る間歩とは鉱物が採掘された坑道のことで、銅を採掘をする山開きの神聖な祭祀が行われていたことから「神歩間」といわれる史跡が残り、周辺には公園が整備され、秋にはモミジやイチョウなどの紅葉が楽しめます。
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万葉公園(道の駅香春)
もっと見る地元の採れたて新鮮野菜、果物や加工品など多数販売する「道の駅⾹春」の裏にある万葉公園には万葉集に出てくる四季折々の植物が植えられており、秋は、モミジやイチョウなどの紅葉を楽しむことができます。
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大法山 天愼寺の紅葉
もっと見る子授け・安産・子育ての守護、神鬼子母神を祀った天慎寺は、大法山のふもとにあり、多くの参拝者が訪れます。山頂へ続く遊歩道には、原生林や奇岩などがあり、秋はモミジやカエデなどの紅葉が楽しめます。
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麻生大浦荘 紅葉特別公開
もっと見る「筑豊御三家」のひとつに数えられた麻生家の住宅として建築され、現在は麻生グループのサロンとして利用されています。普段は非公開となっていますが、この期間だけ美しい庭園の紅葉を楽しむことができます。
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内野の大イチョウ
もっと見る谷から吹き降ろされる風を受け傾いた形になり、大変珍しい樹形をしています。樹齢は約400年を数え、かつては雌の大銀杏もあり、夫婦銀杏と呼ばれていました。11月中旬以降に黄葉が始まります。
まとめ
紅葉だけでなく「一度は見てみたい特別な景色」をご紹介!その瞬間にしか見られない奇跡の絶景に出会えるタイミングや条件、芸術の秋にぴったりな「アートな建築物」などの最新情報をお届けします。
訪問前には紅葉の進行具合をお問い合わせいただくか公式サイトでご確認のうえお出かけください。