【2025年版】福岡のお正月を楽しもう!初日の出・初詣特集
初日の出が見られるスポット、初詣におすすめの神社をご紹介。福岡県を中心に初詣の風習・行事として根付いている「三社参り」やお正月に欠かせない料理「雑煮」についてもご紹介します!
福岡で過ごすお正月の楽しみ方の参考にしてみてくださいね。
【初日の出】福岡エリア
ABURAYAMA FUKUOKA
福岡市南部の「油山市民の森」と「油山牧場」がひとつになり、複合体験型アウトドア施設としてリニューアルした「ABURAYAMA FUKUOKA」。福岡都心部から車で約30分、市街地を一望できるので、初日の出スポットとしても有名です。福岡市全域と油山の山並みが360度広がる「中央展望台」は、毎年多くの人で賑わいます。Snow Peak(スノーピーク)が運営するキャンプフィールドもあるので年越しキャンプからの初日の出もおすすめです。
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志賀島 潮見展望台
志賀島の入り口に鎮座する志賀海神社、左手の道を上がると島で最も高い潮見公園があり、展望台は初日の出のスポットとしても有名です。駐車場の台数は少なく、車道も混み合うため、志賀島海岸沿いで初日の出を見る方も。初日の出の前後に、志賀海神社での初詣もおすすめです。
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西公園
もっと見る西公園には複数展望台があり、初日の出だけでなく、海側の市内が一望でき、博多湾に浮かぶ能古島や対岸の志賀島も眺めることができます。
また、園内には黒田如水・長政父子を祀った光雲(てるも)神社もあり、元日は初詣とあわせて訪れる方も多くいます。 -
福岡空港
もっと見る駐車場も広く、意外と穴場な初日の出スポットは福岡空港の展望デッキ。360度見渡せる爽快感のある眺望で飛行機の離発着を眺めながら初日の出を拝むことができます。展望デッキのオープンは7:00から。それまでは中に入ることができませんので要注意。
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本格登山でご来光なら「宝満山」
登り始めでご来光を拝む登山客に人気のスポットといえば「宝満山」。竈門神社から登山道を登り、約2時間で山頂に到着できます。険しい山道や石段が続くので、しっかり装備して山頂を目指しましょう。
もっと見る【初日の出】北九州エリア
皿倉山展望台
ケーブルカーとスロープカーで山頂に到着すると、北九州市街から関門海峡まで望める大パノラマが広がる「皿山展望台」。正月はケーブルカー、スロープカー共に早朝から特別運行し、初日の出を見に行くことができます。展望台レストランも正月限定メニューで朝から営業!
標高622mの山頂で新年の始まりを迎えませんか?
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ソラランド平尾台(平尾台自然の郷)
もっと見る標高400mの高原に佇む「平尾台自然の郷」。眼前には、地質百選に選ばれた国定公園平尾台が広がります。元日は6:00~8:00の初日の出の時間に合わせて開園。日の出とともに浮かび上がる日本有数のカルスト台地の景色を楽しめます。
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北九州空港
もっと見る九州唯一の24時間運用空港「北九州空港」は絶好の初日の出スポット!毎年恒例、抽選で空の上から初日の出を見ることができる「初日の出フライト」は大人気です。
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和布刈(めかり)公園 第二展望台
もっと見る瀬戸内海国立公園の西端にあるウォーターフロントと森林浴が楽しめる公園。第二展望台の木製デッキからは、関門橋とともに初日の出を拝めます。関門海峡や関門橋が朝日に照らされる神々しい光景も見ることができます。
【初日の出】筑後エリア
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筑後川大石堰(おおいしぜき)
大石堰とは、灌漑(かんがい)用に川の水がせき止められた場所。初日の出を拝んだ後、少し待てば昇る太陽が筑後川の穏やかな川面に反射し、きらきらと輝く絶景を見ることができます。
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甘木山
もっと見る大牟田市内の眺望が美しく、有明海、雲仙が一望できるベストスポットです。山頂まで車で登れるので、気軽に行ける初日の出スポットとしても人気があります。
【初日の出】筑豊エリア
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八木山展望公園
もっと見る桜の名所としても知られる「八木山展望公園」。初日の出の見物にも、多くの人で賑わいます。国道201号線の八木山峠に位置し、飯塚市を一望でき、運が良ければ雲海も見られるスポットです。
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龍王山
八木山花木園側の登り口から約40分で山頂まで登ることができる「龍王山」。筑豊盆地を囲む福智山、英彦山、古処三山の眺めがよく、初日の出スポットとして知られています。
【初詣】三社参り(三社詣)とは
福岡県には元日の初詣に3つの神社を参拝する「三社参り」という風習が根付いてます。朝廷が伊勢神宮・石清水八幡宮・賀茂神社の三社にお参りをしていたことに倣ったという説や、源頼朝が始め、武将たちにも広がったという説もあり、福岡県では鉄道会社が正月に電車で参拝に行くことを推奨したキャンペーンで広まったと言われています。
神社の選定や参拝順など決まったルールはありませんが、巡った三社で結界を張り、その中に自宅があると良いという噂も。
まずは、福岡県の定番の三社をご紹介します。
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太宰府市公式キャラクター「おとものタビット」の特別ヘッドマーク
太宰府天満宮への臨時列車運行!
西鉄では、年末年始の太宰府天満宮参拝に便利な臨時列車を運行します。
【大晦日臨時列車】
2024年12月31日(火)深夜~2025年1月1日(水・祝)早朝
西鉄天神大牟田線(甘木線を除く)各駅~太宰府駅
※西鉄福岡(天神)駅からは約30分間隔で運行
【初詣号】
2025年1月1日(水・祝)~3日(金)
西鉄福岡(天神)駅~太宰府駅の直通急行(急行停車駅、西鉄五条駅、太宰府駅に停車)
※西鉄福岡(天神)駅発は9:00台~16:00台に30分間隔で運行
関連資料
【初詣】福岡エリア
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宗像大社
もっと見る新年には午前0時の開門と同時に多くの方々がお参りをし、神前で一年の無事安全を祈ります。1月1日には新年を祝い皇室と国の繁栄、地域と氏子の安寧を祈る歳旦祭、3日には皇位の大本と由来を祝う元始祭が行われます。
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博多総鎮守 櫛田神社
もっと見る博多の総鎮守として最古の歴史を有し「お櫛田さん」の愛称で地元から親しまれ、博多祇園山笠が奉納されている「櫛田神社」。博多の中心部からも近く、商売繁盛の御利益で知られており、正月三が日は多くの参拝者が訪れます。
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宇美八幡宮(宇美町)
もっと見る神功皇后が身重のまま新羅に渡り、凱旋帰国した際に応神天皇を出産した場所と伝わる神社。1月1日は歳旦祭、1月3日には境内末社「恵比須社」にて今年一年の商売繁盛をお祈りする「恵比須祭」が行われます。
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福岡縣護国神社
もっと見る明治維新から第2次大戦に至る福岡県出身の殉国の英霊約13万余柱をお祀りする「福岡県護国神社」。高さ約13mの木製鳥居が老朽化のため改修されており、2024年の初詣には新しくなった鳥居をくぐり参拝できます。
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筑前國一之宮 住吉神社
もっと見る全国2,000社を超える住吉神社の中でも、日本最古といわれる福岡市の住吉神社。大阪・下関と共に「日本三大住吉」の一社に数えられています。商売繁盛や豊漁の神徳が高く、1月1日から3日までの間は開運の祈願祭や福引行事が行われます。
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香椎宮
もっと見る『古事記』『日本書紀』で、この地で崩御したと伝えられる仲哀天皇を祀り、古代から朝廷に崇敬された神社で、一説に仲哀天皇9年(西暦200年代)の建立と伝えらます。愛をつなぐ「夫婦の宮」とも言われ、元日には夫婦円満や家族円満などの御利益を求め参拝する方も多く訪れます。
【初詣】北九州エリア
【初詣】筑後エリア
【初詣】筑豊エリア
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英彦山神宮
英彦山神宮山伏の修験道の霊場としても有名な日本三大修験の山の一つ「英彦山」の中心部にある国指定重要文化財の英彦山神宮奉幣殿。全国でも珍しい青銅製の鳥居などの見どころや、拝殿へはスロープカーに乗って行くことができます。
※登山道一部通行止めについて -
鶴岡八幡神社
もっと見る田川郡香春町の小高い山に位置する「鶴岡八幡神社」。祭神は、応神天皇、神功皇后、玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、約850年前に鎮西八郎為朝が勧請したといわれています。
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曩祖八幡宮(のうそはちまんぐう)
もっと見る三韓征伐を指揮した神功皇后が、戦勝報告の祭典を行ったと言われる「曩祖八幡宮」。飯塚の街中にあるため、バスや車で気軽に参拝できます。11社もの境内末社があり、商売繁盛にご利益のある神様も祀られています。
福岡県のお雑煮
お正月に欠かせない料理といえば「雑煮」。地域ごとに特徴があり、お正月に旅をする楽しみのひとつではないでしょうか。 福岡で味のベースとなるのはあご(トビウオ)出汁。かつお菜、焼かない丸餅、出世魚として縁起がいいブリが入った「博多雑煮(ブリ雑煮)」が一般的です。県の中央部に位置する朝倉市と東峰村の一部地域では、全国的にも珍しい茶碗蒸しのように蒸し固めた「蒸し雑煮」が有名で、伝統料理として季節を問わず提供しているお店もあります。そのほか、筑後地方では博多雑煮に春菊や焼いた丸餅が入った雑煮、八女地方ではあご出汁ではなく昆布とスルメを使った雑煮など、各地方特色があります。 地域色のある雑煮をぜひ味わってみてください。