直方市観光ガイド【筑豊エリア】-1

【直方市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集

かつて炭鉱で栄えた直方市(のおがたし)には、深い歴史が刻まれた貴重なスポットや遠賀川沿いの美しい自然が広がっています。「石炭記念館」や「多賀神社」、四季の花が楽しめる「福智山ろく花公園」など見どころ満載!愛され続けるご当地グルメや新鮮な野菜、果物など特産品も充実しています。
そんな直方市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。


直方市ってどんなところ?

直方市は、福岡県の北部・筑豊平野のほぼ中央に位置するハートの形をしたまちです。福智山系の深い緑や遠賀川水系の豊かな自然は、大きな魅力の一つ。市の花はチューリップ、ユリ、コスモス、水仙と全部で4つあり、季節ごとの花を楽しめるイベントや体験も満載です。
市内外から愛されるソウルフードや工芸品もたくさん。全国に店舗を構える「お仏壇のはせがわ」や、米菓の「もち吉」など有名企業の発祥の地でもあります。
また、福岡・北九州という政令市の間に位置し、高速道路や鉄道などのアクセスにも恵まれています。北九州都市圏にも属しているため北九州市へ通勤・通学する人も多くいます。

【人口】54,900人(2024年9月末日時点)
【面積】61.76平方km


動画で直方市の魅力を知ろう


<直方市での楽しみ方➀>四季折々の豊かな自然に出会える!遠賀川沿いをのんびり散策

直方市では、遠賀川沿いの豊かな自然を感じながら四季折々の景色を楽しむことができます。桜の名所としても知られ、春には川沿いをピンク色に染めあげます。色とりどりに咲くチューリップとのコラボレーションも見逃せません。夏は青々とした木々が川面に映え、約20万本のヒマワリが鮮やか。秋には市民有志が植えたコスモスが約3,200平方mの公園緑地を彩ります。冬は静かな風景の中、野鳥観察も楽しめます。
河川敷にある「直方リバーサイドパーク」には大型遊具を備えた芝生広場や、1周2kmのウォーキング・ジョギングコースもあり、のんびり散策もおすすめ。また、リバービューを眺めながら走れるサイクリングロードやオートキャンプ場もあり、自然に癒されながらアウトドアを満喫できます。


<直方市での楽しみ方②>深い歴史が刻まれた貴重な文化財や史跡がたくさん

筑豊炭田の中心地として栄え、多くの炭鉱が操業していた直方市には、貴重な文化財や史跡が点在しています。明治の初めから1976年までの約100年間に約8億トンの石炭を産出した「筑豊炭田」。当時の状況を今に伝える資料が多数展示されている「直方市石炭記念館」や、筑豊の5大炭鉱王と称された堀三太郎氏の自宅跡「直方歳時館」では、日本の産業発展と近代化に貢献した炭鉱の歴史を感じることができるでしょう。
また、直方城下町の鎮守「多賀神社」や、861年に世界最古の隕石が境内に落ちたという不思議な「須賀神社」、弥生時代中期から古墳時代後期にかけて古代人の生活と埋葬の地として利用された「水町遺跡群」など、深い歴史が刻まれたスポットもたくさん。古代から現代までの長い歴史が紡いだストーリーにふれ、直方の魅力を体感してください。


直方市の定番・観光スポット

  • 福智山ろく花公園

    福智山ろく花公園

    福智山のふもとにあるフラワーパーク。春には桜やアカシア、夏にはハスやユリ、秋の紅葉、冬にはロウバイやフクジュソウなどが彩りを添えます。大自然に囲まれた園内では四季折々の植物はもちろん、さまざまな昆虫や野鳥の姿も。子どもプールやドッグラン、うどん茶屋などの設備も充実しており、家族連れで1日楽しめます。季節に合わせたイベントやガーデニング教室なども開催されています。

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  • 直方オートキャンプ場

    直方オートキャンプ場

    遠賀川の河川敷にあるオートキャンプ場。川のせせらぎと遠くに見える福智・鷹取山地の雄大な眺めが、街にいることを忘れさせてくれます。テントサイトは芝サイトと駐車スペースが整備された15区画。都市型キャンプ場のためスーパーやコンビニ、商店街が付近にあり、足りないものはすぐに調達できるのも魅力です。

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  • 竜王峡キャンプ村

    竜王峡キャンプ村

    北九州国定公園内にある夏季のみ営業のキャンプ場。3段にわたって流れる竜王の滝があり、川遊びも楽しめます。杉木立に囲まれた避暑地で、竹林の中にあるテントサイトでは夏でも涼しく快適。バンガローやあずまやもあり、自然の中で川のせせらぎを聞きながらキャンプやバーベキューを満喫できます。

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  • 多賀神社

    多賀神社

    伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の夫婦神を祀る神社で、夫婦円満や家内安全のご利益があるとされています。また難厄除けや開運のご利益でも有名で、4月中旬の「擲桃祭(てきとうさい)」には厄年を迎える人をはじめ、その年の災いを祓い清めようと多くの参拝者が訪れます。手水舎には、季節のお花を浮かべたかわいい「花手水」が飾られています。

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  • 直方市石炭記念館

    直方市石炭記念館

    筑豊炭田の歴史を後世に伝えるため、1971年に開館した記念館。「筑豊石炭鉱業組合」の会議所だった本館と、レスキュー隊発祥の地とされる「救護練習所模擬坑道」は国指定史跡となっています。写真や模型などの貴重な資料のほか、実際に使用されていた蒸気機関車や掘削用大型機械なども展示されており、日本の近代化を支えた炭鉱の歴史を肌で感じることができます。

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直方市のイベント・お祭り

  • 直方五日市(毎月5日に開催)

    直方五日市(毎月5日に開催)

    猿田彦大神を祀る庚申社の御神徳にあやかり開催されている直方市商店街の恒例イベント。アーケードには加盟店のお得な売り出しや露店が立ち並び、多くの買い物客で賑わいます。名物となっている殿町商店街の「五日市うどん」は、老若男女幅広い世代から人気があります。

    直方市公式観光サイト
  • のおがたチューリップフェア(毎年3月下旬~4月上旬)

    のおがたチューリップフェア(毎年3月下旬~4月上旬)

    市民ボランティアの協力で植えられた約20万球のチューリップが、遠賀川の河川敷に咲き誇る春の風物詩。フェア期間中の土日は出店やキッチンカーが並び、ステージパフォーマンスをはじめ、さまざまなイベントが盛りだくさん!タイミングが合えば桜や菜の花とのコラボレーションも楽しめます。

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  • もととりあじさい祭り(毎年6月)

    もととりあじさい祭り(毎年6月)

    金剛山のふもとで、地元の男性が里山を美しくしようとアジサイを植え始めました。その後、地元住民や団体も加わり山林を整備。現在では約4,000株が咲き誇り、来園者は2万人を超えるあじさい園になりました。毎年6月頃には色とりどりの花が山の斜面を彩り、物販コーナーやキッチンカーも出店されます。

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  • のおがた夏まつり(毎年7月下旬)

    のおがた夏まつり(毎年7月下旬)

    「激しく豪快な走り」が見どころの直方山笠と、6,000発の花火大会を同日に楽しめる夏まつり。電飾が輝く4基の豪華絢爛な山笠が疾走する「追山笠」の熱気が冷めやらぬまま、花火がスタート。遠賀川に架かる巨大なナイアガラも迫力満点です。打ち上げ場所から近い河川敷の広い芝生で、ゆっくりと観覧できます。

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  • 竜王峡竹灯籠まつり(毎年8月上~中旬の休日)

    竜王峡竹灯籠まつり(毎年8月上~中旬の休日)

    竜王峡キャンプ村一帯に約1,000本の竹灯籠が並べられ、無数のホタルが舞うような幻想的な空間を作り出します。事前に親子で参加できるワークショップで竹灯籠を作ることもでき、お祭りで展示・点灯も可能。キッチンカーの出店やそうめん流しも楽しめ、素敵な夏の思い出になること間違いありません!

    竜王峡キャンプ村
  • のおがたイルミ(毎年11月~1月頃まで点灯)

    のおがたイルミ(毎年11月~1月頃まで点灯)

    JR直方駅前公園から近くの須崎町公園にかけてのエリアが、色とりどりの電飾で彩られるイルミネーションイベント。初日にはステージイベントや点灯式も行われます。また、12月には筑豊最大級のクリスマスマーケットも開催。グルメや雑貨の店舗がずらりと並び、イルミネーションとのコラボを楽しめます。

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直方市で人気のグルメ・お土産

  • 直方焼きスパ

    直方焼きスパ

    80~90年代に、直方市のある喫茶店で提供されていた人気メニューがソウルフードとして復活!パスタ麺にキャベツ・玉ねぎ・豚肉を入れ、トマトケチャップベースのソースで焼き炒めた「焼きそば風パスタ」。店ごとにアレンジを加えたメニューが楽しめます。お家でも簡単に作れる、直方を代表するB級グルメです。

  • 週末限定!びっくり価格の生鮮食品

    週末限定!びっくり価格の生鮮食品

    1976年に明治屋産業株式会社の工場の一角で、お肉の販売からスタートした「びっくり市」。今では、鮮魚や野菜などの食材もリーズナブルな価格で豊富に揃う西日本最大級のウィークエンドマーケットとして、メディアでも多数紹介されています。遠方からも訪れるほど人気のスポットなので、狙っているものがあれば早めの時間に立ち寄るのがおすすめです。

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  • おせんべい・おかき

    おせんべい・おかき

    全国に227店舗を構える「もち吉」は、直方市に本社を置く1929年創業の米菓製造・販売会社。厳選された国産米と福智山の湧水を使用し、最先端の技術でおせんべいやおかきを製造しています。直方本店では、工場直売ならではのアウトレット商品も人気です。

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  • 直方の新鮮な野菜・果物

    直方の新鮮な野菜・果物

    遠賀川の河川敷にある直売所「なのはな畑」では、直方産の野菜や果物をはじめ、地元農家の方手作りのお惣菜や漬物が人気。ほかにも福智山麓名水米をはじめ地元で採れた新鮮な野菜を販売する「アグリー福智の郷」、季節の野菜や果物、花など種類が豊富な「新入ふれあい市場」などで農家直売の青果を購入できます。

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  • 成金饅頭

    成金饅頭

    明治時代に1人の青年がうずら豆の投機に失敗し、処分に困った豆を使い餡を練り饅頭にしたことから誕生した「成金饅頭」。豆の食感をほどよく残した白餡を、やわらかく弾力のある皮で包んだどら焼きのような形状で、ネジ梅の焼印が押されています。甘さ控えめで上品な味わいの直方銘菓です。

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直方市で楽しめる体験メニュー

  • フラワーツーリズム

    フラワーツーリズム

    11月下旬には「紅葉の森」の一角にテーブルと椅子を設え、貸切に!シェフが地元のこだわり食材をふんだんに使って作ったお弁当を楽しむフラワーレストランと、ハーブの寄せ植え体験などのワークショップを楽しめます。

    直方市公式観光サイト
  • 花に関するワークショップ

    花に関するワークショップ

    1年を通して季節の花々が楽しめる「福智山ろく花公園」。園内では寄せ植えガーデニング教室や、植え替え教室、クリスマスリース教室、バラの剪定&誘引講習会など、季節ごとに花に関するワークショップを開催しています。丁寧にレクチャーしてくれるので、初心者でも気軽に参加できます。

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  • 染め物体験

    染め物体験

    1910年創業の印染(しるしぞめ)屋「ひしや染物店」。職人の技術を生かし、店舗の暖簾や幟、寺社の幕、お祭りのハッピ、学校や会社の旗、手拭いなどを1つ1つ手作業で染めています。お店では、手染めの楽しさを味わえる染め物体験ができます。開催日程についてはInstagramをご参照ください。

    ひしや染物店 公式Instagram

これがおすすめ!直方市のふるさと納税

直方市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!

  • 牛タン

    牛タン

    「びっくり市」をスタートさせた創業60年の明治屋産業の牛タン。柔らかく食べごたえ重視の「厚切り牛タン」と、にんにく塩ダレが絡んだ「薄切り牛タン」からお好みの厚さを選べます。初めての方は、どちらも楽しめる食べ比べセットがおすすめです。

  • 熟成ワイン

    熟成ワイン

    福智山ダムの監査廊は、空調設備を使用せずに10度前後が保たれる、ワインの熟成に最適な環境です。そんな天然のワインセラーでゆっくりじっくり熟成させたワインは、濃密で複雑な香りと上品で深みのある味わい。SDGsの時代にマッチしたエコな取り組みでもあります。

  • もつ鍋

    もつ鍋

    濃厚な脂の甘みと旨味がたまらないもつ鍋。行列ができる専門店や、直方市に加工所を持つ精肉店のもつ鍋セットが複数出品されています。醤油味や味噌味、明太子や〆のちゃんぽん麺が付いたものなど、お好みのセットをお選びください。

  • 辛子明太子

    辛子明太子

    昆布漬けや無着色、辛さ控えめなど、お好みの福岡名物明太子を返礼品で!おつまみやご飯のお供としてはもちろん、パスタ、卵焼きなど多彩な料理にも使えます。化粧箱入りや一本物から訳あり品まで、さまざまな商品が出品されているので、用途に合わせてお選びください。

  • あまおう

    あまおう

    「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとった「あまおう」。福岡限定で生産されている希少価値の高いイチゴです。「エコファーマー」の認定を受けたイチゴ農家が大切に育てた、特別栽培あまおうなどが出品されています。


直方市のスポットマップ

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