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【太宰府市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集
太宰府市(だざいふし)は、歴史と文化が息づく魅力ある観光都市。太宰府天満宮や大宰府政庁跡、水城跡など歴史を感じるスポットから、参道で味わえる「梅ヶ枝餅」などのご当地グルメまで見どころ満載。学問成就や縁結びにご利益のあるパワースポットも人気があります。
そんな太宰府市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。
太宰府市ってどんなところ?
福岡県の中部に位置する太宰府市は、古代には九州全体を治める「大宰府」が置かれた歴史ある都市。「西の都」として日本と東アジアの交流拠点となり、外交や軍事の中心地として栄えました。学問の神様を祀る「太宰府天満宮」でも知られ、毎年、人口の100倍以上の参拝者・観光客が訪れるエリアです。
また、元号「令和」の発祥の地としても注目されている太宰府市。730年に大宰府の長官であった大伴旅人(おおとものたびと)が邸宅で開いた「梅花の宴(ばいかのえん)」で詠まれた歌の序文には、「初春の令月にして、気淑く風和ぎ」という一節があり、これが新元号「令和」の「令」と「和」の文字の典拠となりました。「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められています。
【人口】約71,550人(2024年10月末時点)
【面積】29.60平方km
動画で太宰府市の魅力を知ろう
<太宰府市での楽しみ方➀>天満宮のお参りとあわせて!参道グルメ&スイーツを満喫
学問の神様として知られる菅原道真公を祀る「太宰府天満宮」は、受験生や学生に特に人気があり、合格祈願のために多くの参拝者が集まります。参拝とともに楽しめるのは、約400mにおよぶ参道や周辺に点在するグルメやスイーツ。菅原道真公ゆかりの梅の刻印が入った名物「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」や、大宰府政庁跡から出土した鬼瓦をモチーフにした「鬼瓦最中」のほか、近年ではあまおう苺やシャインマスカットを使った映えスイーツや、季節ごとに変わる魅惑的なパフェを提供するカフェもたくさん!お参りをしたあとは参道で食べ歩きを楽しんだり、周辺をゆっくり散策しながら地元グルメを満喫してください。
<太宰府市での楽しみ方②>古代の国際都市「西の都」で歴史ロマンあふれる史跡めぐり
約1300年前、筑紫の地に置かれた大宰府は東アジアから文化や宗教が集まる拠点であり、外交と軍事の中心地として発展しました。市内には「太宰府天満宮」をはじめ、政治の中核であった「大宰府政庁跡」、国防のための「大野城跡」や「水城跡」、ほかにも古代国際都市としての面影を残す「観世音寺」「戒壇(かいだん)院」「筑前国分寺跡」「大宰府学校院跡」など、日本遺産「古代日本の『西の都』〜東アジアとの交流拠点〜」の構成文化財に認定された史跡や文化財が点在しています。
また、梅や桜、紅葉など古代の人々も愛した四季折々の風景も魅力のひとつ。季節の移ろいを楽しみながら、古都の歴史ロマンをたどってみてはいかがでしょうか。
太宰府市の定番・観光スポット
太宰府天満宮
もっと見る全国約12,000社の天満宮の総本宮と称され、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っています。九州最大級の規模を誇るこの神社は、国内外から年間約1,000万人もの参拝者が訪れる人気の観光スポットです。国の重要文化財である御本殿をはじめ、鮮やかな朱塗りの楼門や宝物殿など、見どころ豊富。境内には、道真公を慕って都から大宰府へ一夜にして飛んできたという伝説が残る御神木「飛梅(とびうめ)」のほか、約200品種6,000本の梅の木が植えられています。
(写真:太宰府市)九州国立博物館
もっと見る「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」をコンセプトに、2005年に開館した国内4番目の国立博物館。4階の「文化交流展示室」では、日本とアジア、ヨーロッパとの交流の歴史をたどることができ、特別展も定期的に開催されています。1階にある体験型展示室「あじっぱ」では、展示や工作、ワークショップなどを通して、親子で多様な文化や歴史に見て、触って、体験することができます。
宝満宮竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)
もっと見る山岳信仰の霊場である宝満山の麓に鎮座し、1350年以上の歴史をもつ由緒ある神社。縁結びの神様として広く信仰され、境内には恋が成就すると言われる「愛敬の岩」や「幸福の木」などがあります。近年は、世界的デザイナーとコラボした斬新なデザインの授与所も話題に。恋する若い女性たちにも人気のスポットとなっています。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、見ごろに合わせて夜間ライトアップも行われます。
大宰府政庁跡
もっと見る7世紀から12世紀にかけて九州の政治・外交・防衛の中心として機能した「西の都」の中心地。現在は史跡公園として整備され、南門跡、中門跡、正殿跡など往時の繁栄を偲ばせる遺構が残っています。公園の入り口近くにある「大宰府展示館」では、貴重な考古資料の展示をはじめ、大宰府の歴史と文化をわかりやすく紹介。また、VRアプリを利用すればCGで復元した大宰府政庁を見られ、当時の壮大さを体感できます。
水城跡(みずきあと)
もっと見る大陸からの外敵侵入に備えて造られた、全長約1.2km、高さ約10m、最大幅約80mの巨大な土塁と、幅約60m、深さ約4mの外濠からなる日本初の防衛施設。国の特別史跡に指定され、現在は緑に包まれた歴史的スポットとして、散策しながら往時の姿を感じることができます。東門跡には「水城館」も隣接。水城をはじめ大宰府全般の史跡について、美しい映像を見ながら学べます。
観世音寺(かんぜおんじ)
もっと見る7世紀後半に天智天皇の発願で創建された天台宗の寺院。かつては49の子院を有した、九州寺院の中心。仏教の戒律を受ける授戒が初めて行われたとも伝わり、天下の三戒壇のひとつに数えられました。境内には日本最古といわれる国宝の梵鐘や、重要文化財の仏像が多数安置され、隣接する宝蔵には5m級の彫像が立ち並びます。9世紀の彫像「兜跋(とばつ)毘沙門天立像」は、その威厳に満ちた姿で来訪者を魅了します。
太宰府市のイベント・お祭り
神幸式大祭(毎年秋分の日の前々日から5日間)
もっと見る平安時代の1101年に始まった、太宰府天満宮で最も大切なお祭り。菅原道真公の御神霊をお慰めし、国家の平安と五穀豊穣に感謝する行事で、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。5日間におよぶ祭り最終日の夜には、太鼓橋と心字池周辺に約1,000本のろうそくを灯す「千灯明」が行われ、幻想的な光景を作り出します。
鬼すべ神事(毎年1月7日)
もっと見る福岡県の無形民俗文化財に指定された日本三大火祭りのひとつ。986年に菅原道真公のひ孫によって始められたとされる、災難消除と火除けの伝統行事です。天満宮の鬼すべ堂に鬼を追い込み、煙でいぶし出して退治するもので、参拝者たちは燃え上がる巨大な炎に一年の幸せを祈ります。「鬼(おん)じゃ、鬼じゃ」の掛け声とともに繰り広げられる、炎の攻防戦は圧巻です。
太宰府市で人気のグルメ・お土産
梅ヶ枝餅
もっと見る太宰府名物といえば梅ヶ枝餅!小豆あんをもち米とうるち米をブレンドした薄い餅生地で包み、梅の刻印が入った鉄板で焼き上げた名物和菓子です。外はパリッと香ばしく、中はもっちりとした食感が特徴。太宰府天満宮の参道周辺には30軒以上の販売店があり、焼きたてをその場で楽しめます。
令和の都だざいふ「梅」プロジェクト製品
太宰府市が地元の高校や企業と連携して、市内で収穫した梅を活用して新たな地場みやげ産業を振興する取り組みで生まれた製品。太宰府の梅をブランディングしてスイーツやご当地グルメなどに仕立て、サイダーやポテトチップス、のり佃煮など、たくさんの梅製品が生まれています。
太宰府市で楽しめる体験メニュー
これがおすすめ!太宰府市のふるさと納税
太宰府市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!
太宰府の木うそ
天神様のお使いであるうそ鳥が木に留まっている姿を木彫りで表現した、太宰府市の伝統的工芸品。災いを除き幸運を運ぶお守りとして親しまれています。新年に神棚や玄関に飾り、幸運を招き入れませんか?原木から削り出し、製作の全工程が市内で行われています。
令和の都だざいふ梅プロジェクト 返礼品詰合せ 6点セット
(株)高橋商店・福岡農業高校・太宰府市の産学官連携で開発された梅のり(ゆず入り)、うめぇたれ、ゆずらん梅(赤・白)、梅ジャム、うめのりの詰め合わせセットです。日本遺産である貴重な太宰府の梅を使用した、自慢の逸品をお楽しみください。
太宰府梅ジュース 3種類(スタンダード、黒糖、紅茶)
太宰府市内の梅と厳選された砂糖を使用し、手作りで丁寧に造っています。味はスタンダード、紅茶、黒糖の3種類。お好みで炭酸水やお湯、お酒で割ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。
梅ショコラ 実と雫
(有)チョコレートショップ・福岡農業高校・太宰府市の産学官連携で開発された梅ショコラ。薄くパリッと砕けるホワイトチョコレートシェルの中に梅ジュレが入った「実(みのり)」と、梅の果肉が入った「雫(しずく)」の2種類があります。噛むごとに梅の爽やかな味わいが口いっぱいに広がります。
梅クラフトビール
大宰府政庁跡をはじめ、太宰府市内で収穫された新鮮な梅を使って製造したクラフトビールです。梅とホップの香りの調和が絶妙なバランス!さっぱりとしたフルーティーな仕上がりで、お肉料理はもちろん、お魚料理などの和食にもぴったりです。
熟成プレミアム 梅酒 東風の梅
太宰府市内で収穫した梅の実を、福岡最古の酒蔵「大賀酒造」が家伝の方法で本格焼酎に漬け込みました。こうしてできた梅酒をあえて少量貯蔵し、3年以上熟成させたプレミアムな梅酒です。熟成することで生まれる芳醇な味わいをお楽しみください。
太宰府市へのアクセス
■公共交通機関でのアクセス
・西鉄福岡(天神)駅から西鉄天神大牟田線・太宰府線で「太宰府駅」まで約30分
・福岡空港駅から福岡市営地下鉄・西鉄天神大牟田線で「太宰府駅」まで約50分
・福岡空港国内線ターミナルから福岡空港国際線ターミナル経由、太宰府ライナーバス「旅人」で「太宰府」まで約40分
・博多バスターミナルから太宰府ライナーバス「旅人」で「太宰府」まで約40分
・西鉄太宰府線「太宰府駅」から太宰府天満宮まで徒歩約5分
■車でのアクセス(太宰府天満宮まで)
・九州自動車道「太宰府IC」から約15分、「筑紫野IC」から約20分
・JR二日市駅から約15分