椿市廃寺跡

つばきいちはいじあと

行橋市の北西部にある「椿市廃寺跡」は、歴史的にも文化的にも注目される史跡スポットです。現在ある真言宗の寺院「願光寺」の境内や周辺の水田には、7世紀の終わりごろに建立された古代寺院の講堂の礎石や基壇、移設された塔心礎が残っています。

発掘調査によると、この古代寺院の主な建物は南北に伽藍(がらん)が並ぶ四天王寺(三重県)の配置と同じだったことが分かりました。四天王寺といえば、かの有名な聖徳太子が6世紀末に建立した寺院でもあるのです!

また大量に発見された瓦が古代朝鮮半島に影響を受けたデザインであったり、当時の日本の中央官庁だった平城京(奈良県)の瓦と同じ型だったことから、古代寺院と国内外の繋がりにも注目が集まっているのです。行橋市のある京都平野は瀬戸内海の西端にあり、仏教文化がいち早く流入した地としても知られています。椿市廃寺跡の出土品は行橋市歴史資料館で見ることができます。


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基本情報

住所 福岡県行橋市大字福丸393
電話番号 0930-25-1111(行橋市役所文化課)
営業時間 入場自由
駐車場 あり
アクセス情報 行橋駅から車で15分
ウェブサイト 椿市廃寺跡

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
北九州エリア
カテゴリー
歴史的建造物・町並み・庭園 史跡・古墳・遺跡

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