駛馬天満宮(宮原天満宮)

「駛馬(はやめ)天満宮」は学問の神様で有名な菅原道真公を祀っている神社です。

道真公が大宰府に流された時、悲観に暮れている都に残された奥方や子孫のために、鏡に向かって自画像を描き、送り慰めました。道真公が逝去した後、それを京に運んだ部下の夢枕に道真公が現れ、「京にある自画像を乞うて御木国米生(みきのくによねお)の荘(しょう)に社を作り、産土神として祀るべし」」と告げたことから、自画像を御神体として承平3(933)年に社殿を作ったとされています。

毎年3月と9月の24日、25日には「鷽替神事(うそかえしんじ)」の大祭が行われています。「替えましょ、替えましょ」と呼びあいながら人々が替え合う木鶯には番号が書かれていて、祭り最終日の25日の22時から行われる祭典によって当り番号が決定。当り番号を持っていた人は、幸運の金の鶯を授かることができるのです。

境内には南北朝時代に作られた2基の県指定有形文化財の石塔があります。1つは五重石塔であった「宮原石層塔残欠」、めずらしいことに和歌が彫られています。もう1つは石幢(せきどう ※八面あるいは六面をした塔)であった「宮原天満宮石幢残欠」、塔の側面には山水や建物、人物が彫られていて、どちらも大牟田周辺で活躍した藤原助次の作品です。


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基本情報

住所 福岡県大牟田市宮原町1丁目191
電話番号 0944-52-3538
営業時間 参拝自由
駐車場 あり
アクセス情報 JR大牟田駅から西鉄バス倉掛行きで駛馬北校下車、徒歩5分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
神社・仏閣

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