下馬場古墳

「下馬場(しもばば)古墳」は、6世紀後半に築造されたと推測され、直径は42m、高さは約5mの円墳です。現在は存在しない「薬師下北(やくししもきた)古墳」「薬師下南(やくししもみなみ)古墳」などとともに、「吉木(よしき)古墳群」と呼ばれています。
内部には前室両側壁から玄室奥壁まで、ほぼ壁面全体に壁画が描かれており、奥壁には赤色の同心円文が数個、玄室左右両壁に同心円文や連続三角文、また玄室右壁中央部には舟と思われる文様を見ることができます。使用された顔料(絵の具)は、赤色と青色が確認されています。
副葬品は不明ですが、墳丘からは円筒埴輪や顔に入れ墨をした男性埴輪、たすきをかけた女性埴輪などが出土しています。


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基本情報

住所 福岡県久留米市草野町吉木2263ほか
電話番号 0942-30-9322(久留米市文化財保護課)
営業時間 11月上旬に開催される「草野まちかど博物館」の際に公開している。
駐車場 なし
アクセス情報 西鉄バス「吉木」から徒歩5分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
史跡・古墳・遺跡

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