高良山神籠石

久留米市御井町の高良山にある「高良山神籠石(こうらさんこうごいし)」は、古代山城遺跡であり、国の史跡に指定されています。神籠石とは、山を取り巻くように巨石が並べられている遺跡のことで、「鬼が造ったもの」であるとか、「神域の結界を表すもの」であるなどと言われていましたが、現在では、飛鳥時代ごろに作られた山城であると考えられています。
高良山の神籠石は、ほかの神籠石に先がけて、学会に報告され、神籠石という遺跡の名前の発祥となりました。それ以後、他地域の類似する遺跡も神籠石と呼ばれるようになりました。

近年の調査によると、天智2(663)年の「白村江の戦」(※朝鮮半島の南西部にある白村江で、日本(倭国)が支援する百済軍と、唐と新羅の連合軍が行った海戦)で敗れる前後の対外情勢の中で、当時の中央政府が北部九州の防衛のために築いた山城の1つと考えられています。

巨石は、「高良大社」背後の本宮山頂の東側から山の南側を下り、西裾の二つの谷を渡る辺りまでの約1.5kmで見ることができ、その数は約1300個にもなります。


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基本情報

住所 福岡県久留米市御井町1ほか
電話番号 0942-30-9322(久留米市文化財保護課)
営業時間 入場自由
駐車場 あり
アクセス情報 西鉄バス「御井町」から徒歩15分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
山・高原 史跡・古墳・遺跡

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