中原狐塚古墳
国指定史跡「田主丸(たぬしまる)古墳群」を構成する古墳の一つ「中原狐(なかばるきつねづか)塚古墳」は、耳納連山(みのうれんざん)の台地上、標高43m付近に位置しています。装飾古墳として知られ、6世紀後半に造られたものと考えられています。
周囲が畑として開墾されているため、墳丘の盛土の多くは失われ、石室石材が露出していますが、本来は直径19mの円墳であったと推測されます。石室内部に描かれた壁画は比較的よい状態で保存されており、赤と緑、青で玄室から羨道(せんどう)にいたる広い範囲に靫(ゆぎ ※矢をいれる道具)、舟、人物などの多様な図文が描かれています。これらの図文は、耳納連山に点在する装飾古墳のなかでも特に秀逸で、貴重な文化財と言えるでしょう。
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基本情報
住所 | 福岡県久留米市田主丸町地徳2176-6 |
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電話番号 | 0942-30-9322(久留米市文化財保護課) |
営業時間 | 現在、装飾の保護のため内部は、非公開となっており、外観のみ見学可。 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 西鉄バス「中原」から徒歩5分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑後エリア
- カテゴリー
- 史跡・古墳・遺跡