雷山神籠石

標高955mの雷山の北中腹、標高400m?480mの山中に築かれた古代山城。城の範囲は、東西300m、南北700mほどと考えられています。

遺構としては、谷の南北に築かれた水門と、そこから東西に延びる列石群を見ることができます。北水門は、切石を長さ12m、幅10m、高さ3mに積み上げた強固な造りに。また、水門の東西両端からは、列石が「ハ」の字形に開きながら尾根頂上に向けて急斜面を登っています。

神籠石(こうごいし)は現在、北部九州から瀬戸内海岸にかけての西日本一帯で10数例が確認されています。築造年代は、これまでの発掘調査の成果と『日本書紀』の内容から、7世紀中頃に築造されたと考える説が最も有力。雷山神籠石も同じ時期に築造されたと考えられていますが、内容については未解明な部分が多く、今後の調査・研究に期待がかかります。


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基本情報

住所 福岡県糸島市飯原、雷山
駐車場 なし
アクセス情報 ・前原ICより車で約29分
ウェブサイト 雷山神籠石

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
景勝地・天然記念物 史跡・古墳・遺跡

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