基肄城跡

「基肄(きい)城」は、日本と当時の朝鮮半島との間が緊張関係にあった時代、天智4年(665年)に大野城と併せて大宰府防衛のために築造された軍事施設です。朝鮮式山城としては日本最古といわれ、歴史的・学術的に極めて貴重なので国の特別史跡に指定されました。基肄城は、大宰府政庁の真南、朱雀大路の延長線上に位置する筑紫野市と佐賀県基山町との県境にあります。標高404.5mの基山(坊住山(ぼうじゅざん))と、414mの北帝、さらに東峰にまたがり、南に向かって開く谷を取り囲むように、尾根に沿って総延長約4㎞もの土塁や石塁を築いています。北の筑紫野市側に2ヶ所、南の基山町側に2ヶ所、城門があり、基山町側の南門跡には高さ8.5mも積み上げた石塁と長さ9.5mの頑丈な水門跡も発見されました。また、武器や食料などを貯える40棟余りの倉庫と思われる建物の礎石も多数確認されています。今では、北帝門や東北門を通って基山山頂まで歩く健康ウォークや、山頂で草スキーを楽しむ家族連れでにぎわう古代スポットです。


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基本情報

住所 福岡県筑紫野市佐賀県基山町
電話番号 092-922-1911
営業時間 入場自由
駐車場 草スキー場下に駐車場あり
アクセス情報 JR基山駅から徒歩2時間

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
歴史的建造物・町並み・庭園 史跡・古墳・遺跡

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