御笠の森
県道飯塚大野城線(県道60号線)に面した山田地区にある森は、奈良時代の日本書紀(神功皇后の条)に登場する故事に由来して、「御笠(みかさ)の森」と呼ばれています。故事によると、神功皇后が大勢の軍兵を率いて大野城市の筒井地区の辺りまで進まれたとき、いたずらなつむじ風が皇后の笠を奪ってしまいました。さらに風に舞った笠は森にある大きな楠の梢にかかってしまいます。この森こそが、今も山田地区に残る御笠の森だといわれているのです!
大野城市内には、「御笠」の他にも「笠抜ぎ」など神功皇后の笠にちなんだ地名が残っているそうで、とても興味を引かれますね。現在、御笠の森には神功皇后祠があり、大宰大監大伴宿禰百代(だざいのだいげんおおとものすくねももよ)が詠んだ「念はぬを 思ふといはば 大野なる 御笠の森の 神し知らさむ」の歌が刻まれた万葉歌碑が建っています。
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基本情報
住所 | 福岡県大野城市山田2丁目4 |
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電話番号 | 092-580-1916 |
営業時間 | 入場自由 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 【大野城市コミュニティバス】「御笠の森入口」より徒歩3分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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