牛頸須恵器窯跡
大野城市では、古墳時代から平安時代にかけてつくられた須恵器の窯跡が数多く発見されており、特に数が多い上大利(かみおおり)から牛頸地区にかけての一群は、「牛頸窯跡(うしくびかまあと)群」と呼ばれています。牛頸窯跡群は、牛頸地区はもとより上大利(かみおおり)地区や春日市・太宰府市の一部を含む東西約4km、南北約4.8㎞の範囲に広がっています。現在までに約300基の窯が調査されていますが、総数は600基を超えると推定されているのだとか!その規模は兵庫県以西の西日本最大で、平成21年には「牛頸須恵器窯跡」という名称で、牛頸窯跡群の一部が国の史跡に指定されました。
牛頸須恵器窯跡では、6世紀中ごろから須恵器の生産が始まったといわれています。窯は丘陵の斜面に地下式窖窯(あながま)を掘ったもので、焚口(たきぐち)、燃焼部、焼成部、煙出しから構成され、焚口の前面には灰原が広がっています。須恵器を焼くときの窯の中の温度は1100度以上と非常に高温になるため、大変硬く仕上がるのだとか。また、窯の温度が高温になった段階で酸素の供給口を閉じてしまうことから、器は灰色になるそうです
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基本情報
住所 | 福岡県大野城市牛頸 |
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電話番号 | 092-580-1916 |
営業時間 | 入場自由 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 【西鉄バス】「月の浦団地入口」 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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- 史跡・古墳・遺跡