稲童古墳群

行橋市の周防灘の海岸に面した場所に、「稲童(いなどう)古墳群」があります。この古墳群の大きな特徴は、古墳時代前期から終末期にかけて次々とつくられているので、一つのエリアの中で古墳の歴史の変遷が全て分かること。さらには、8号、15号、21号墳から甲冑類などが多数出土し、そのうちの197点が国の重要文化財に指定されているというから驚きです!
装飾品の豪華さから、古墳群をつくったこの地域の豪族層は、大和政権にとって重要な人物であったと考えられています。このように歴史的にも文化的にも価値が高い稲童古墳群は、標高10mほどの海岸段丘の上にあり、南北1.2㎞にわたって約25基が確認されています。古墳群の中でも最大規模の大きさを誇り、唯一、前方後円墳であるのが稲童20号墳(別称:石並古墳)です。後円部に比べて、前方部が短く低い形状をしているため、「帆立貝式」の前方後円墳といわれています。海の近くに帆立貝式の古墳があるというのも面白いですね。

 古墳群北部に古墳群中最大規模にして唯一の前方後円墳(帆立貝式)である稲童20号墳(別称:石並古墳)があります。
 8号、15号、21号墳からは甲冑などが出土し、「福岡県稲童古墳群出土品」として国の重要文化財に指定されました。


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基本情報

住所 福岡県行橋市大字稲童
電話番号 0930-25-1111(行橋市役所文化課(内線1168))
営業時間 入場自由
駐車場 なし
アクセス情報 行橋駅から車で30分、新田原駅から徒歩40分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
北九州エリア
カテゴリー
史跡・古墳・遺跡

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