三雲南小路遺跡

三雲南小路遺跡(みくもみなみしょうじいせき)は一辺33m四方の方形の墳丘をもつ、北部九州最大規模の弥生時代の墳墓で、平成29年に国史跡に指定されました。2基の甕棺(かめかん)から出土した副葬品には、中国の皇帝からの贈り物とされる四葉形の飾金具や、57面を越える銅鏡などがあって、他の遺跡には類をみない豪華さ!ヒスイ・ガラス製の装身具もあることから、中国王朝との結び付きが深かった伊都国の始祖王とその妃の墓ではないかと話題を呼んでいます。

現在は史跡広場になっていて墓の内部を見ることはできませんが、甕棺が埋められた場所には遺跡の説明版が設置されています。伊都国歴史博物館で、墓の復元模型や甕棺、副葬品などの展示を観るのもおすすめです。また、遺跡の近くある「細石神社」には、天孫降臨された瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)とその妻神が、高祖山の「高祖神社」には、その子、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)(山幸彦とも言われている)祀られていて、かつては神輿の往来があったと伝わります。遺跡と神社の関わりも興味深いですね。


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基本情報

住所 福岡県糸島市井原
電話番号 092-323-1111 (糸島市文化課)
営業時間 入場自由
定休日 なし
駐車場 なし
アクセス情報 JR筑肥線筑前前原駅からバスで15分

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
史跡・古墳・遺跡

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