和菓子発祥の地飯塚
わがしはっしょうのちいいづか
長崎街道は南蛮渡来の砂糖がもたらされたことから「シュガーロード」とも呼ばれている。その長崎街道の宿場町だった飯塚は、早くから菓子作りが盛んだった。同じく街道筋にあった佐賀県久保田町の「千鳥屋」はカステラなどの南蛮菓子を作る老舗だったが、明治以降の筑豊炭田の繁栄に目をつけて飯塚に進出。大正時代に名菓ひよ子を売り出した「ひよ子本舗吉野堂」と並んで飯塚の菓子作りを支えた。炭鉱労働者にとって甘味はエネルギー補給源であり、その必要性から飯塚では次々と菓子製造業者が生まれた。炭鉱閉山後も飯塚とその周辺には老舗菓子屋が残り、全国的な展開を果たすまでに発展を続けている。
基本情報
住所 | 〒820-8501 福岡県飯塚市新立岩5-5 |
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電話番号 | 0948-22-5500(飯塚市役所商工観光課) |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑豊エリア
- カテゴリー
- 特産・お土産