筥崎宮

はこざきぐう

必勝祈願でおなじみ、日本三大八幡宮のひとつ

日本三大八幡宮の一つ、筥崎宮。創建時期については諸説ありますが、延喜21年(921年)に神のおつげにより醍醐天皇は「敵国降伏」の宸筆を下されました。大陸、玄海灘に面して壮麗なお宮が建立され、延長元(923)年に大分宮(穂波宮)よりこの地に遷座されたといわれています。

「敵国降伏」の宸筆は、それ以後の天皇も納めた記録があります。特に、文永11年(1274年)の蒙古襲来(元寇・文永の役)で炎上した社殿の再興にあたり、亀山上皇が納められた事跡は有名です。現在の楼門には、文禄年間に筑前領主・小早川隆景が楼門を造営した際、亀山上皇の御宸筆を拡大模写したものが掲げられています。境内には、東公園に建つ「亀山上皇銅像」の原型となった木彫像も奉納されています。

この地は大陸に近く、古くから文化の開けた地でした。特に海外との交流の門戸であり護国の要衝でもありました。御祭神は、応神天皇を主祭神として神功皇后、玉依姫命がお祀りされています。

※建物について
種別:国指定重要文化財(本殿、拝殿、楼門、鳥居)、県指定重要文化財(太刀、御刀)
築 : 923年

基本情報

住所 〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
電話番号 092-641-7431((宗)筥崎宮)
駐車場 あり200台(1日600円)
アクセス情報 JR「箱崎駅」から徒歩約8分
福岡市地下鉄「箱崎宮前駅」から徒歩約3分(1番出口)
西鉄バス「箱崎」から徒歩約3分
ウェブサイト 関連サイトはこちら
公式Instagram

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

"ご来福"で願いを叶えよう "ご来福"で願いを叶えよう

石清水・宇佐とともに三大八幡といわれ、広く崇敬を集めています。
天文15(1546)年頃創建の本殿、天文15(1546)年あるいは元和元(1615)年に建てられた拝殿、文禄(1594)3年小早川隆景によって再建された楼門(正面に亀山上皇宸筆の「敵國降伏」の額を掲げる)、柱の太さが特徴の慶長14(1609)年に建てられた一ノ鳥居、南北朝時代の観応元(1350)年建立の石燈籠が国指定重要文化財に指定されています。
1月には玉取祭(玉せせり)、9月には放生会がとりおこなわれ、放生会の期間中、隔年の9月12日~14日には神幸行事(市指定無形民俗文化財)も行われます。

資料提供:福岡市

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
歴史的建造物・町並み・庭園 神社・仏閣

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