生の松原
いきのまつばら
元寇防塁が残る浜辺に守り継がれる白砂清松
今津湾岸の弓状の浜に沿って続く美しい松原。樹齢100年以上のクロマツが多く残る松林で明るく重厚な雰囲気に包まれています。
鎌倉幕府が蒙古の再襲来に備えて博多湾沿いに築いた石の防塁(元寇防塁/げんこうぼうるい)が残ります。一部が整備され見学することができるので歴史愛好家にとって興味深い場所。
同じような松林が博多湾に沿って百道(ももち)、箱崎、千代にもありましたが現在では都市化の影響で姿を消し、生の松原だけが現存しています。
また、博多湾にぽっかり浮かぶ能古島(のこのしま)が見渡せる海水浴場は景観が美しく、夏には家族連れなどでにぎわいます。十郎川の対岸には西日本最大規模を誇る小戸ヨットハーバーがあり、林立する白いマストが印象的。海を愛する多くの市民に親しまれています。
基本情報
住所 | 〒819-0055 福岡県福岡市西区生の松原 |
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駐車場 | なし |
アクセス情報 | JR筑肥線 下山門駅から徒歩で約10分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 福岡エリア