光正寺古墳
こうしょうじこふん
中国の魏志倭人伝に登場する日本の国々の中で、奴国(なこく)の隣にあったとされる「不弥(ふみ)国」。宇美を含む糟屋(かすや)地方はその有力候補とされています。そんななか、諸説ある候補地の中で、「不弥(ふみ)=宇美(うみ)」説を強力に後押しした遺跡が「光正寺(こうしょうじ)古墳」です。
宇美町の北西部に位置し、3世紀中頃から後半に築かれた光正寺古墳は、糟屋地方を治めた豪族の王墓と考えられています。糟屋郡内で最古かつ最大の前方後円墳(全長約54m、後円部径約34m、前方部長20mで前方部2段築成、後円部3段築成)で、邪馬台国時代の不彌国(ふみこく)の王墓ではないかともいわれています。また魏志倭人伝には、倭人が絹の生産をおこなっていたと記されていますが、光正寺古墳でも絹の痕跡が発見されており、倭人伝の世界観を今に伝えている点でも興味深い古代スポットです。現在、周辺は史跡公園として整備されていて、ガイダンス広場には古墳の模型が5分1のサイズで復元されています。
国指定史跡
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基本情報
住所 | 〒811-2123 福岡県糟屋郡宇美町光正寺3-4537-11 |
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電話番号 | 092-934-2370(宇美町まちづくり課) |
営業時間 | 自由に見学可能 |
駐車場 | 9:00~17:00 ※お盆・年末年始は利用できません。 |
アクセス情報 | JR宇美駅から、緑道を通り、徒歩約20分 西鉄バス「深町バス停」から徒歩約5分 |
ウェブサイト | 関連サイトはこちら |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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