六所神社(糟屋郡新宮町)

ろくしょじんじゃ

新宮町・立花口区の守り神。「福岡懸神社誌」によると、立花山(新宮町・久山町・福岡市東区)の山頂の立花城を居城としていた戦国武将・立花道雪(たちばなどうせつ)は六所権現の崇拝が厚く、出陣の際には必ず戦勝祈願を行ったと伝えられています。
また、六所神社の近くに存在するカゴノキは、樹高約10.5m、推定樹齢300~400年の巨樹で、現在確認されているなかでは九州で三番目の大きさと言われており、2013年には福岡県の天然記念物に指定されました。

基本情報

住所 〒811-0102 福岡県糟屋郡新宮町大字立花口1125-1
電話番号 092-962-5511(新宮町 社会教育課 歴史資料館)
料金 無料
駐車場 あり
アクセス情報 新宮町コミュニティバス「立花小前」から徒歩約5分
ウェブサイト 新宮町公式ホームページ

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

"ご来福"で願いを叶えよう "ご来福"で願いを叶えよう

筑前国内の地理や歴史についてまとめた「筑前國続風土記附録(ちくぜんのくにしょくふどきふろく)」には、天照大神(あまてらすおおみかみ)・春日明神(かすがみょうじん)・賀茂明神(かもみょうじん)・稲荷明神(いなりみょうじん)・熱田明神(あつだみょうじん)・貴船明神(きふねみょうじん)の六神を合わせ祀ったことから、六所大権現(ろくしょだいごんげん)と呼ばれ、宮司は同じ立花口区にある独鈷寺(とっこじ)との記載があります。独鈷寺はその昔、唐から帰国した最澄が建立したとされています。三十六房を擁する修験場でしたが、戦国時代の度重なる戦乱でそのほとんどが焼け落ちてしまいました。
特徴的なのは社殿の配置。拝殿と幣殿は平地にありますが、神殿は約50段の階段を上った小高い山の上に配置されています。境内では、立花道雪の夫人が寄進したとされる薬師堂や、県の天然記念物に指定されたカゴノキを見ることができます。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
神社・仏閣

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