承天寺
じょうてんじ
博多祇園山笠やうどん、そば、饅頭の発祥の地
鎌倉時代の仁治2年(1241年)、大宰少弐・武藤資頼が聖一国師(円爾)を招聘して創建。創建にあたっては、日宋貿易の拠点として栄えた博多で活躍していた謝国明ら宋商人が多くの援助を与えた。盛時には「西海の巨刹」と呼ばれるほどの規模を誇った。
宋で仏法を学んだ開祖の聖一国師(円爾)は、博多の文化に多大なる影響を与えており、博多を代表する祭りの博多祇園山笠は聖一国師が疫病退散に行った祈祷がもとになったといわれる。また、聖一国師がうどん・そば・饅頭の製法を中国より持ち帰り、博多で初めて普及させたともいわれる。
文化財も多数保有し、境内には石庭「洗濤庭(せんとうてい)」や「オッペケペー節」で一世を風靡した川上音二郎の墓など見どころも多い。
今に伝わる博多の伝統・文化の形成において中心的な役割を果たした承天寺。ぜひ、ここで博多の文化の奥深さをご堪能ください。
基本情報
住所 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1-29-9 |
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アクセス情報 | 福岡市地下鉄「祇園駅」から徒歩約5分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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