桂の池と綾の鼓
かつらのいけとあやのつづみ
今からおよそ1,300年前の斉明天皇の時代、朝倉橘広庭宮にまつわる悲恋物語の伝承の地である。現在では、桂川にかかる橋名を「宮殿橋」と言い、その横に桂の池跡ならびに綾の鼓につながる「恋の木」の碑が祀られている。近在の人々は、この所を今でも「恋の木様」と呼んでいる。悲恋物語の主人公、源田・女官が身を投じたと言われる桂の池は美田と化してその所在をしのぶものはなく、ただ「宮殿橋」の名のみが残っている。日本の謡曲中の秘曲と言われる宝生流の「綾の鼓」(室町時代・世阿弥元清作)昭和28年に作られた三島由紀夫作「綾の鼓」(未来劇場脚本シリーズ第6)などはこの物語を基に作られ、広く海外にも紹介され好評を得ている。なお源太の墓と伝えられている墓石が福成神社の西側に残っている。
基本情報
住所 | 〒838-1315 福岡県朝倉市入地 |
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電話番号 | 0946-28-7341(朝倉市教育部文化・生涯学習課) |
FAX番号 | 0946-23-0697 |
営業時間 | 常時 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 大分自動車道「朝倉IC」から約20分 あいのりタクシー長渕線「入地」バス停から徒歩約5分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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- カテゴリー
- 史跡・古墳・遺跡