小野窯元

おのかまもと

2023年豪雨災害からの復興を目指して

2023年7月の九州北部豪雨災害により、甚大な被害を受け小石原焼を作る場所も道具もすべてを失った小野窯元。350年の伝統を絶やさないために皆さまからの温かい声援を受けクラウドファンディングを開始しました！

「自然由来の釉薬」にこだわり、「使われる道具もすべて手作り」という小石原焼の伝統の技を受け継ぐこの窯元の作品たち。使い込むほど味が出てくるといいます。
福岡県人なら知らない人はいない、今や全国区になりつつあるあの「資さんうどん」の北九州地区30店舗ではどんぶりをはじめ、おでん皿、ぼたもち皿、湯呑みなど、ここでも小野窯元の器を見ることができます。

物心付いた頃から父の作陶を手伝っていた窯元の小野政司（おのまさし）さんは「この道に進むことへ何の疑いもなかった」と話されます。彼の「歴史と共に歩んでいく」という信念、姿勢は常に一貫しています。伝統的な作品づくりにはもちろん、斬新なオリジナル作品を生み出す際にも、飛び鉋（とびかんな）や刷毛目など昔ながらの技法を取り入れています。また、故郷・小石原へ貢献しようと、伝統工芸士の資格を取得し、後進の指導にも尽力。「時代に流されず、小石原のよさを伝えていきたい」と、自らの作陶のみならず、小石原の未来、伝統の継承をも視野に入れ活動されています。

現在は仮工房での作品作りですが、再び東峰村で作陶したいという強い想いで、一日も早く工房の再建のため皆さんにこの器の良さを知っていただきたいと頑張る小野さん。
皆さまのご協力よろしくお願いします。

基本情報

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

小野窯元

2023年豪雨災害からの復興を目指して

基本情報

周辺にあるスポット

このページを見ている人は、こんなページも見ています