岩屋神社

いわやじんじゃ

大岩のくぼみに造られた本殿は必見! 願いが叶う宝珠を祀る

元禄11年(1698年)に福岡藩4代藩主黒田綱政によって建立されました。外殿は「権現岩」と呼ばれる切り立った大岩のくぼみを利用して造られ、背面と左側面には屋根と壁が造られていません。彦山修験道に関係する貴重な建造物として、昭和63年(1988年)に国重要文化財に指定されています。

記録によると、欽明天皇8年(547年)のある日、突然、光輝くものが天から岩屋の岩上に降ってきたので、村人はこれを「何でも願いが叶う宝石」という仏教用語にちなんで「宝珠石」と名付け、ご神体として祀りました。
英彦山権現と同じく、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の三神をご祭神としています。宝珠とは仏の象徴を示す仏教用語で、願いが叶う不思議な玉の意味です。見ると目がつぶれると言われ、いまだに見た者はいないとか。

基本情報

住所 〒838-1701 福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山字竹
電話番号 0946-72-2313(東峰村役場 農林観光課)
開催日 通年
営業時間 参拝自由
駐車場 10台
アクセス情報 日田彦山線「筑前岩屋駅」より車で約5分(県道52号線沿い)
日田彦山線「筑前岩屋駅」より徒歩約17分
ウェブサイト 関連サイトはこちら
音声ガイダンス

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

"ご来福"で願いを叶えよう "ご来福"で願いを叶えよう

大きな権現岩に、のめり込むようにつくられた外殿は一見の価値あり!
現在でも内殿の前には薦(こも)に包まれた宝珠石が祀られていて、これが村の名前の由来にもなっています。また大化4年(648年)には、村人に「星の玉・宝珠石を茅薦(かやこも)で包んでまつれ」と神のお告げがあり、以来、閏年の旧暦9月19日(現在は10月19日)には「薦替えの儀」という神事が行われています。宝珠石は見ると目がつぶれるといわれているので、かつて薦替えは目隠しをして夜中に手探りで行われていたのだとか!
外殿は茅杉皮重ね葺き一重入母屋造り、内殿は厚板葺き片流見世棚造りで、周りの景色とともに圧倒される美しさです。

SHARE

エリア
福岡エリア
カテゴリー
神社・仏閣

周辺にあるスポット 周辺にあるスポット

このページを見ている人は、こんなページも見ています このページを見ている人は、こんなページも見ています

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ