旧九州鉄道城山三連橋梁
きゅうきゅうしゅうてつどうきやまさんれんきょうりょう
筑紫野市にある「旧九州鉄道城山三連橋梁」は、明治22(1889)年に九州で最も早い時期に造られた鉄道橋梁だ。ドイツ人技師のへルマン・ルムシュッテルの指導で建設され、長さは約25m、幅・高さが約5mの堅固な赤煉瓦造の三連アーチ式。煉瓦の積み方はシンプルなイギリス積みで、日本に輸入された西洋文明の面影を物語る。橋梁の北側には仮塚峠があり、水平1,000mlにつき22.5m上がる急勾配で重い貨車を引く機関車があえぎながら坂を上がっていたと言われる。大正9(1920)年には、鉄道の複製化に伴い仮塚峠を避けるルートに変更されたため、鉄道橋梁としては使用されなくなった。現在は市道の橋梁として人々に親しまれる同橋は、平成9(1997)年5月に国の文化財に登録される。
基本情報
住所 | 〒818-0066 福岡県筑紫野市永岡 |
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電話番号 | 092-921-8419(筑紫野市役所文化財課) |
FAX番号 | 092-922-1912 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 西鉄大牟田線「筑紫駅」から車で約10分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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- カテゴリー
- 歴史的建造物・町並み・庭園