秋月焼 橘窯
あきづきやきたちばまがま
秋月の城下町の雰囲気にぴったりの窯元。中に入ると、紫や虹色など、珍しい色彩が目に飛び込んでくる。作家の橘日東士(ひとし)さんが生み出す作品は、さまさまな釉薬を使い、色調が明るいのが特徴。紫や虹色のような耀変(窯の中での変化)がもたらす表面を持つ作品には特に力を入れている。作家の呼吸が伝わる蹴ろくろを非常に大切にし、すべて蹴ろくろを使って丁寧に作品を制作。蹴ろくろは電動ろくろのように回転が一律でなく、作家の蹴り方によって力の入り具合が異なるため、作品に味わいをもたらす。店内には茶陶、食器、花びんなど、さまざまな作品が展示されており、大きな作品は迫力たっぷり。日常使いの三角湯のみは持ちやすく大人気で全国にファンがいる。若いころはろくろで大胆なオブジェも制作する草分け的存在でもあった。虹色の表面を持つ大皿の七変化する不思議な色彩の諧調や、ガラスか宝石のような透明な緑が底に溜まっているような皿の質感に見とれることだろう。
基本情報
住所 | 〒838-0001 福岡県朝倉市秋月937-1 |
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電話番号 | 0946-25-0582(秋月焼 橘窯) |
FAX番号 | 0946-25-0582 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
料金 | ぐい呑 1,000円~ 三角湯のみ 1,200円~ 花びん 7,000円~ 飯碗 4,000円~ 壷 100,000円~ |
駐車場 | あり |
アクセス情報 | 甘木観光バス「秋月」から徒歩約3分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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