きじ車 宮本
きじぐるまみやもと
瀬高町の清水寺参拝のお土産として有名な工芸品、きじ車の工房。きじ車は文政年間に清水寺第25代住職・隆安法師が指導制作させたものが始まり。以来、開運・縁結び・家庭円満のお守りとして珍重されてきた。その伝統の技を今に受け継いでいるのが「きじ車 宮本」。制作にあたる宮本弥一郎さんは元々宮大工さん。彫り物が好きで、62歳から趣味できじ車を作ってきたが、今やみやま市の各種イベントでもひっぱりだこ。清水きじ車保存会の会長も務める。宮本さんのきじ車は大きさが2cmのものから1mのものまであるのが特徴。小さいものはアカマツ、大きいものはクスやケヤキで作る。寸法を揃えて切ったあと、ナタと銑刀(せんとう)だけを使って削り、釘は一切使用せずに仕上げる。年輪の中心が胸元にくるようにし、一刀で削った切り口が作品の良し悪しを決める。雄は緑と赤、雌は赤と黒を使って模様を描く。
基本情報
住所 | 〒835-0024 福岡県みやま市瀬高町下庄2189 |
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電話番号 | 0944-62-2555(きじ車 宮本) |
営業時間 | 7:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
料金 | お問い合わせください。 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | JR九州鹿児島本線「瀬高駅」から徒歩約5分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑後エリア