筑前浩窯
ちくぜんこうよう
国道200号バイパスから内ヶ磯(うちがそ)ダムへ向かう途中にある「筑前浩窯」。周辺は緑に囲まれ、四季折々の景色が美しい。窯主・吉田浩通さんは、中国の南宋時代の「天目茶碗」に感銘を受け陶芸を志したという。その後、約400年前の窯跡より発掘された古高取の陶片から自身で学び、現在の地に開窯。作品には、きっかけとなった「天目茶碗」の特徴である鉄質の陶土や黒釉を使い、美しい模様を描くものが多い。中でも、吉田さん独自の技法で作り出された「星空天目(せいくうてんもく)」(左下写真)は、名前の通り星屑を大皿いっぱいにちりばめたようなロマンティックな作品で、光の反射で色が変化する様子は見ていて飽きない。その他、個性的なデザインの花器や、茶道具、食器など生活に彩りを添える作品が多数。「日本伝統工芸展」で毎年入選し続けている技を、実際に目で確かめて。
基本情報
住所 | 〒822-0003 福岡県直方市上頓野1795-3 |
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電話番号 | 0949-26-3171(筑前浩窯) |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 5台 |
アクセス情報 | JR筑豊本線「直方駅」から車で約30分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑豊エリア
- カテゴリー
- 工芸品