木工芸 河匠
もっこうげいかわしょう
県内で唯一、伝統工芸木工挽物の漆器を製作・販売をする「河匠」。材木店で働いており、木工芸が趣味だった父・河野孝弘さんの影響から、その世界に入った行宏さん。ケヤキ、黒ガキ、トチなどの名木を使い、日常生活で使用する食器を中心に製作している。重要無形文化財保持者(人間国宝)の川北良造さんから学んだ挽物技術で削られた漆器は、滑らかな円を描き、表面は大理石のような輝き。飯碗ひとつとっても、炊きたてご飯をついでも持ちやすいように、碗の下部にそって厚めに削られていたり、口縁は唇のかたちにぴったりあうような湾曲で、まさに匠の技。価格は、決して安いとは言えないが「一生もの」の食器になることは間違いない。「見た目の美しさはもちろん、長く使ってその良さが分かるような漆器を作り続けていきたいです」と行宏さん。実際に店に訪れて、製作工程などの話を聞きながら、その魅力にふれてみて。
基本情報
住所 | 〒822-0003 福岡県直方市上頓野3458 |
---|---|
電話番号 | 0949-26-4536(木工芸 河匠) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 2台 |
アクセス情報 | JR筑豊本線「直方駅」から車で約30分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑豊エリア
- カテゴリー
- 工芸品