花ノ木堰の大公孫樹
はなのきせきのおおいちょう
犬鳴川と遠賀川の合流地点より少し上流の、犬鳴川左岸の堤防にそびえたつ大いちょう。福岡県指定文化財であり、天然記念物に指定されている。胸高周囲8.3m、高さ28.4m、主幹から分岐した大枝は20m以上の広さに枝葉をのばす壮大な規模で、圧倒的な存在感をはなっている。また、幹からは大小10余りの乳瘤(ちこぶ)が垂れ下がっており、大きなものは30~40cmにもなるという。この大いちょうがある地は、遠賀地方の潅漑用水山田川の取水地点で、明暦2年(1658年)に築造された「花ノ木堰」があるところから「花ノ木堰の大公孫樹」と呼ばれるようになった。樹齢,1,000年と推定され、江戸時代に遠賀川で筑豊炭田の石炭を運搬していた五平太船の先頭たちが、目印にしていた名木でもある。
基本情報
住所 | 〒822-0031 福岡県直方市植木(犬鳴川河川敷) |
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電話番号 | 0949-25-2326(直方市教育委員会 文化・スポーツ推進課 社会教育係(直方市中央公民館内)) |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | JR九州福北ゆたか線「筑前植木駅」から徒歩約15分 |
ウェブサイト | 関連サイトはこちら |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
- エリア
- 筑豊エリア
- カテゴリー
- 花・植物