舎利蔵のナギの木

しゃりくらのナギのき

福津市の南東に位置する舎利蔵区。この地に、「福岡県の自然百選」にも選ばれている「舎利蔵自然林」がある。養老2年(718年)に、名僧行基が開いたといわれる勝宝寺跡に広がり、カシやシイなどの木々が陽光をさえぎるほど重なり合っている。その中に悠然とたたずむのが5本のナギの木。樹齢800年と推定され、福岡県の天然記念物に指定されている。行基が勝宝寺を建てた際にインドから持ってきたと伝えられ、5本とも寺の境内に立っている。もっとも大きいのは、鐘楼横に立つ夫婦ナギの雄株(高さ32m)。ナギの葉は、葉脈が網目状ではなく縦に平行して走っており、簡単には引きちぎれない。その強靭さから「力柴」の異名をもち、昔の人々は災難よけのお守りにしていたという言い伝えがある。

基本情報

住所 〒811-3204 福岡県福津市舎利蔵水上133
駐車場 なし
アクセス情報 JR鹿児島本線「福間駅」から車で約20分
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※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
福岡エリア
カテゴリー
花・植物 景勝地・天然記念物

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