霊巌寺
れいがんじ
自然が造り出した見事な奇岩が境内にある八女茶発祥の寺
八女市黒木町の北部、笠原川沿いの山里にある禅寺「霊厳寺」。約600年前に中国の明から帰国した学僧・栄林周瑞(えいりんしゅうずい)禅師が、この地がかつて修業をした中国の蘇州霊巌寺の景観によく似ていたことから寺を建立。
その時に明から持ち帰った茶の種と栽培・製茶法を、当時の庄屋・松尾太郎五郎久家(まつおたろうごろうひさいえ)に伝授したことが始まりで、「八女茶発祥の地」と言われ、八十八夜頃にあたる毎年5月2日には「献茶祭」が行われます。
古くは修験道、山伏道ともいわれる人々の修験道場でもあった裏山には、日本三大奇岩のひとつで高さ12m、直径4mの珍宝岩(男岩)があります。他にも女岩や仲人岩、賽河原(さいのかわら)岩や禅師が坐禅をしたと伝えられる座禅岩など複数の奇岩があり、その造形美と雄大さは格別。凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)が浸食と風化により現在の形になったと考えられます。
基本情報
住所 | 〒834-1222 福岡県八女市黒木町笠原9731 |
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電話番号 | 0943-42-4311(問い合わせ 8:00~18:00) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 50台 |
アクセス情報 | ・九州自動車道 八女ICから約50分 ・JR鹿児島本線 羽犬塚駅から約1時間 |
ウェブサイト | 八女市公式サイト 八女市公式サイト 筑後七国よかとこ巡り旅 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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