等覚寺特産グループ

とかくじとくさんグループ

平尾台から連なる山の標高約300mに位置する等覚寺で、米味噌や漬け物を製造・販売する直売所。「松会みそ」（写真）は、山伏たちが修行に持ち歩いた秘伝の味噌。現在は、地元の主婦10名が手作りし、伝統の味を守り続けている。材料にこだわり、山べりの清流で育った白川米、福岡県産の大豆、自然塩のみを使用。天然酵母を8ヶ月間ゆっくりと自然熟成させることで、甘みとコクのある味噌になる。その味のよさから、評判は全国に広がり、注文があとをたたない。また、松会みそに、有機栽培で育てられた大根、人参、こしょうの葉などの野菜を、それぞれ旬の季節に漬け込み、1年間寝かせた「松会漬」（写真）は、味噌の風味や辛みが、ご飯と相性がよい。日本農村景観100選にも選ばれており、直売所へ向かう途中の棚田の風景は見事。9月には彼岸花が咲き、赤と緑のコントラストが美しい。