「フルーツ王国うきは」でいちご狩り!12種類のいちごを食べ比べ!
「巨峰の栽培を始めた土地」があるのをはじめ、さまざまな種類のフルーツがたくさん作られている「久留米・うきは・朝倉」エリア。そんな土地の恵をからだいっぱいに楽しめる、フルーツ巡りの旅をご提案します。ここでしか味わえない新鮮な旬フルーツを、果物狩りやカフェ、スイーツ、お土産と、様々な形で楽しみましょう。
フルーツの里 うきは市
「フルーツの里」として有名なうきは市。ここで、シーズン中多くの人が集まるいちご狩り農園があります。それが「よかもんいちご」です。田園の中に見えてくるかわいい看板が目印。幾棟ものビニールハウスが見えてきます。
「よかもんいちご」を営むオーナーの淵上義孝さん。お米・柿農家で生まれ育ちましたが、中学生の時に体験したいちご農園でのお手伝いの際に経験した楽しさと感動が忘れられず、農業大学校卒業後に新たにこのいちご園を開いたのだそう。中学生の時の思い出を胸に、ただおいしいイチゴが食べられるだけでなく、楽しみもたくさんある「エンターファーム」をテーマに、「よかもんいちご」を展開しています。
12種のいちごを食べ比べ
このいちご園の魅力の一つが、最大12品種のいちごを食べ比べできること。生育状況により数は上下しますが、取材で訪れた1月下旬は、すべての品種が揃っていました。こうやって並んでいると、色や形がけっこう違うことがわかります。味の違いも楽しみです。
広い広いハウスの中に入ると、どの品種かがわかりやすく表示されています。高設栽培なので、立ったままいちご狩りができるのも魅力です。お子さんも年配の方も楽々。そして、こちらの料金システムは、11:00〜13:00のオープン時間内であれば、時間無制限で食べ放題。分かりやすいシステムで、時間に追われることなくゆっくりと園内を散策できるのも嬉しいですね。ちなみに、練乳の持ち込みもOKです!
もちろん、こちらのいちごのおいしさにも定評があります。農薬をできる限り減らし、有機肥料によるふくよかな土作りや、生き物を使った害虫駆除など、丁寧なお手入れを繰り返して育てられたいちごたち。品種ごとのおいしさの特徴を十分に詰め込んだ、美しいいちごが鈴なりに実っています。大きいいちごに出会えると、すこしテンションが上がってしまいます。もちろん、品種によって大きさもそれぞれなので、食べ比べてその違いをしっかり確かめましょう。
受付ではいちごの加工品も販売されています。また、いちご狩りをした人に限り、お土産用にいちご持ち帰りの購入も可能です。
さらに、3月下旬にはタマネギ狩り、春の菜の花畑、食べ物持ち込みのBBQなど、いちご以外の楽しみもいっぱいです。2024年春には、いちごを使ったスイーツなどのテイクアウトメニューが楽しめるいちご専門店が敷地内にオープン予定。ますます、楽しみが増えそうです。
よかもんいちご
住所:福岡県うきは市浮羽町三春2495-2
TEL:090-9790-0742(完全予約制・電話受付時間10:00〜15:00)
営業時間:12月上旬〜5月中旬の11:00〜13:00 ※完全予約制
定休日:月・金曜
料金:時間無制限・食べ放題/大人1,900〜3,000円、小学生1,500〜2,600円、幼児(3〜5歳)1,100〜2,200円
※時季により料金が変動します。詳細はホームページを ※2024年3月時点の情報です
駐車場:あり