1泊2日で楽しむ、うきはエリアのホテルと道の駅
慌ただしく移動に追われるのではなく、ゆっくり滞在してリフレッシュしたい人におすすめの旅の提案。せっかくだから、ただ泊まるだけではなくプラスαの体験を楽しんで、心身の奥底から癒やされるリトリートの旅を楽しみませんか。
フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは
全国各地で、道の駅近接のホテルを展開している「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト」。2023年8月には、うきは市に「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」がオープンしました。もちろん、立地は「道の駅うきは」のすぐ隣です。「未知なるニッポンをクエストしよう」がコンセプトで、近くの飲食店を楽しめるよう、館内にレストランなどの設備がない「宿泊特化型」のホテルです。ホテル内で滞在が完結することなく、ホテルを拠点にして自分だけの旅のかたちを創りだしていくというスタイルを楽しめます。
洗練されたデザインと広い客室
洗練されたデザインの館内。こちらは部屋数51室。「ツイン」と「キング」の2タイプがあり、いずれも25平米の広さ。大人2人での宿泊を想定しています(大人1人につき、小学生以下のお子様1人の添い寝が可能)。
各フロアに1カ所ずつ、2部屋が扉で繋がるコネクティングルームがあるので、大人数の場合も対応できます。
こちらは「ツイン」タイプの客室です。ベッドはシモンズ社製が採用されており、寝心地も快適。程よいコンパクト感で、居心地の良い雰囲気です。ベッドルームのすぐ脇に洗面台がある特徴的なレイアウトで、間の引き戸は閉めることもできます。バスルームにはバスタブがありませんが、周辺には泉質が良い温泉施設も多いので、地域を回って楽しみましょう。
キングサイズのベッドを備えた「キング」タイプの客室。旅のスタイルによって、ツインかキングかを選びましょう。いずれのタイプの部屋にも、ソファとミニテーブルが付いており、滞在もゆったりくつろげます。
窓は全室、筑後平野を見下ろせる方角に面しているので、日中は緑豊かな景色を眺めながらのんびり過ごすのもおすすめです。
くつろぎのロビーラウンジはワーキングスペースにも
1階の広いロビーラウンジも、旅の拠点の1つとして活用できる居場所です。外出先から戻ってきてちょっと談笑したり、旅の情報収集をしたりと、思い思いの時間を過ごせます。ワーキングスペースとしても利用できるので、ワーケーションや出先でちょっと作業が必要になった場合にも使いやすい空間です。
ロビーラウンジのインテリアは、うきは市や周辺地域に関連した本や伝統工芸品が並んでいたり、うきはの風景写真が飾られていたりと、旅の思い出を振り返ることができる空間として作られています。ラウンジの一角には、電子レンジやオーブントースター、コーヒーメーカーなどが設置され、隣の道の駅や近隣で購入した食事をここで楽しむこともできます。さらに、館内のマーケットプレイス(売店)では、うきは市や周辺市町村の酒や特産品などの販売もあり、お土産にぴったり。
周辺の観光情報がわからなかったら、遠慮なくホテルスタッフにお尋ねを。メジャーな施設から地元民だけが知るニッチなスポットまで、なんでも教えてくれますよ。
「フルーツのパフェがおいしいカフェや、美人の湯として名高い筑後川温泉など、おすすめしたいスポットが周辺にはたくさんあります!」とスタッフさんたちも声を揃えます。ここを拠点に、あなただけのうきは市の旅を楽しく作ってくださいね。
「道の駅うきは」で、おいしい食事やフルーツをゲット!
「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」に隣接する「道の駅 うきは」。旅行情報誌で九州・山口の「好きな道の駅」1位に選ばれるなど、人気の高い道の駅です。平日でも開店と同時に多くの観光客が押し寄せていました。
まず注目したいのが、農産物。周辺地域の生産者が毎日納品に訪れていますが、「農産物は1日しか道の駅に置かない」ことを徹底しているそうです。生産者も道の駅スタッフも高い意識で、新鮮でおいしい農産物の提供に取り組んでいることが、人気の秘訣のようです。
「フルーツ王国」といわれるうきは市。この道の駅でも、四季折々、さまざまなフルーツと出会えます。ホテルに持ち帰っていただくのはもちろん、宅配などを利用してお土産に購入するのもオススメです。
新鮮なフルーツを使ったスイーツも、種類豊富!ドライフルーツなどもあるので、ちょっとしたおやつをたくさん買ってしまいそうです。
お弁当やお総菜も種類・量とも充実しています。地元の飲食店や製造会社が毎朝作りたてを届けてくれるので、特に朝イチが種類も豊富に揃っています。うきは市は米どころとしても有名ですが、取材時は新米の時季で、棚田米の新米のお弁当も並んでいました。お米のおいしさをしっかり感じられるお弁当は、ホテルでの食事にぜひ味わいたいところ。事前予約制の朝食弁当もあるので、気軽に尋ねてみてください。
「道の駅うきは」は、筑後平野を一望できる小高い大野原台地にあります。敷地内のウッドデッキから、のどかな平野の景色を楽しみながら、うきはの味覚をお腹いっぱい堪能しましょう!
うきはエリアのそのほかのスポット
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浮羽稲荷神社
もっと見る城ヶ鼻公園(じょうがはなこうえん)内にあり、商売繁盛、五穀豊穣、酒造と健康、長命長寿、学問の神様を祭る神社。山に沿って続く色鮮やかな赤い鳥居を登った先は、絶景が広がるビュースポット!天気がよければ、原鶴温泉や遠くは甘木方面まで見渡すことができます。春は桜の名所としても知られています。
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調音の滝公園
もっと見る27mの高さから流れる水が、天然のメロディーを奏でるように聞こえることから名付けられた「調音の滝」。夏季(7・8月)には流水プールが無料開放され、地元の特産物を販売する売店や、滝の音を聞きながら楽しめるそうめん流しなどは大人気。周辺には林野庁の「水源の森百選」にも選ばれた緑が広がります。
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うきは筑後川温泉
もっと見る地元有志が1955年に掘削し、「心もうるおう出で湯の里」としてPR。 温泉の効果が期待され、保養に適した「国民保養温泉地」として環境省の指定を受けています。お湯は無色透明の単純放射(ラジウム)泉。ほとんどの宿が屋形船を所有しています。夏には筑後川で花火大会が開催され、多くの観光客でにぎわいます。
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筑後吉井白壁の町並み
もっと見る江戸時代に宿場町として栄え、明治以降は木蝋生産や酒造業などの商人の町として繁栄した筑後吉井エリア。約250軒の建造物が国指定重要伝統的建造物郡保存地区に指定され、今でも旧豊後街道に風情ある町並みが現存しています。毎年2月15日~4月3日に開催される「筑後吉井おひなさまめぐり」の時期には多くの人が訪れます。
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流川桜並木
もっと見るうきは市流川地区を流れる巨瀬川(こせがわ)沿い、約2kmにわたる約350本の桜並木。道幅が狭いため木々が密集しており、まるで桜のトンネルのよう。筑後地区最大級の桜の名所で、淡いピンクに包まれた幻想的な美しさを楽しめます。川沿いに咲く菜の花の黄色とのコントラストや、ライトアップされる夜桜も見事です。
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賀茂神社
もっと見る1346年、征西将軍・懐良親王(かねながしんのう)が、九州を兵乱や戦禍から守るため、山城国愛宕郡(やましろのくにおたぎぐん)の上賀茂神社と下鴨神社を奉遷したことが始まり。毎年4月11日、五穀豊穣と無病息災を願う伝統行事「浮羽おくんち」が奉納され、時代絵巻を思わせる華やかな行列が見事です。
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つづら棚田
もっと見る日本棚田百選にも認定されている「つづら棚田」。丁寧に積み重ねられた約400年前の石組みに、約7ha、約300枚の棚田が広がり、青空と調和した見事な農村風景を生み出しています。棚田オーナーや彼岸花めぐりなどさまざまなイベントも行われています。四季折々の趣があり、まさに日本の原風景です。
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里楽
もっと見るうきは市の山あいにひっそりとたたずむ、築170年の古民家をリノベーションしたカフェ。地元で採れた野菜や果物、山の幸を使用した料理は、どこか懐かしくほっこりする味わい。囲炉裏を囲みながら、焼きたての田楽や郷土料理「だご汁」、ジビエ肉をぜひ。土・日曜、祝日のランチタイムは事前予約がおすすめです。
このエリアでできる体験
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フルーツ狩り
1月のいちご、7月の桃やブルーベリー、8月からはぶどうや梨、10月からは柿と、一年中さまざまなフルーツ狩りが楽しめるうきは市。フルーツを使ったスイーツ店には県外からも多くの人が訪れます。農園の詳細は、一般社団法人うきは観光みらいづくり公社に問い合わせを。もっと見る -
せせらぎ ヤマメ釣り堀場
もっと見る山あいの清流を引き込んだ釣り堀で、ヤマメ釣りやつかみ取り ができるスポットです。釣ったヤマメは持ち帰れるほか、その場で塩焼きにして味わえます。うきはの美しい水で育った焼き立てのヤマメはふっくら柔らかです。
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うきは酒宿 いそのさわ
もっと見るうきは市内唯一の酒蔵「いそのさわ」が、敷地内にある築約130年の古民家をリノベーションした宿。貯蔵タンクを改修した水風呂や樽(たる)形のサウナなど、自身が“酒米”になったようなユニークな体験が人気。自慢の日本酒がフリードリンクで楽しめます。