【サイクル福岡】レトロな町並みと川沿いを爽快サイクリング!筑後七国モニターライド・八女レポート
筑後七国活性化協議会(事務局:筑後市)が主催する、筑後七国サイクルツーリズム事業「筑後七国ルート 旅行事業者招請イベント」第4弾、八女ライドのレポートをお届けします!
筑後船小屋駅をスタート!
お天気になりますように…の願いが叶って、当日は晴天!爽やかな1日の始まりです。
朝10:00、筑後船小屋駅に集合すると、サイクルガイドさんがコンロでお湯を沸かしていました。
「何をしているのですか?」
「内緒です。楽しみにしていてください」
…う~ん気になるなぁ。
最初に向かったのは「船小屋鉱泉場」。ここは、日本一の炭酸含有量を誇る鉱泉だそうです。
ガイドさんから「血行を良くするほか、疲労回復や筋肉痛に効き、リラックス効果もあるので、ぜひ飲んでみてください」と勧められ、ミネラル炭酸水をイメージして飲んでみると…
わぁ~苦い!しょっぱい!
気を取り直して、次の目的地に向かってサイクリングを続けました。
九州の“いいもの”が満載「うなぎの寝床」
公園を通り抜け、橋を渡って矢部川の川岸を走りました。流れる水の音や木々の香り、風を感じながらのサイクリングは、とっても気持ちいい!八女市街地に入ると、昭和にタイムスリップしたようなレトロな町並みが広がります。自転車で走ると映画の主人公になった気分。
2つ目の立ち寄りスポットは、福岡県八女市から九州のいいものを発信している「うなぎの寝床」。色とりどりの久留米絣(かすり)の「もんぺ」や伝統工芸品など、九州各地の珍しい商品がたくさんありました。
「ウメノ商店」で本格スパイスカレー!
お待ちかねのランチは「ウメノ商店」のカレー。これまたレトロなお店です!昔の学校で使っていた机や椅子、絵本や電光看板、昭和アイドルのレコードジャケットなど、ひとつひとつのアイテムにこだわりを感じました。
本格的なスパイスカレー、とってもおいしかったです。
江戸時代から続く「矢部屋許斐本家」
次の立ち寄りスポットは、江戸時代から続く老舗のお茶屋「矢部屋許斐本家」(このみ園)。
お店の奥では、茶葉を作る道具を見たり、工程を教えていただいたり。家の中に中庭があり、時代劇に出てくるようなお宅で、外は暑いのに中はひんやり涼しく感じました。
和菓子「きくや」でお土産もゲット!
続いて100年以上の歴史がある和菓子店「きくや」へ。家族へのお土産に、スタッフさんおすすめのお菓子を購入しました。
サイクリングでは手荷物が増えると大変なのですが、今回はガイドさんの自転車に取り付けられたバッグに預けることができ、とっても楽!ガイドツアー最高ですね♪
ガイドさんに次の目的地を聞くと、またまた「秘密です」と…気になる~!
復路も、車通りがほとんどない川沿いを走りました。
川岸で至福のティータイム
「ここで休憩しますー」自転車を止めたところは川岸です。
ガイドさんが自転車に取り付けたバッグから取り出したのは…レッドカーペット!?さらに急須、このみ園で購入した茶葉、きくやで購入したお菓子が出てきました。秘密の正体はこれだったんですね!
そしてお茶を入れるお湯はスタート前に沸かしていたもの…わざわざ船小屋鉱泉場に行ってくんできた、あの苦い、しょっぱい鉱泉水です。
「私、お菓子だけでいいです」と断ると、「だまされたと思って少し飲んでみて」とガイドさん。渋々いただくと…
えっ!
おいしい!
少しシュワッとするけどおいしい~!
沸かしても、鉱泉の成分は変わらないそうです。
お茶もお菓子も、とてもとてもおいしかったです。
シュワシュワ「コガコーラ」でフィニッシュ!
最後は、もう1つのシュワシュワ名物「コガコーラ」をいただきフィニッシュ。
仕込み水の一部に「長田鉱泉場」の鉱泉水が使用されているそうです。
とても楽しく、おなかいっぱいの経験をすることができ、大満足のモニターライドでした!