絶景に出会える！神秘的な自然スポット特集

福津市の福間海岸は別名「かがみの海」とよばれる絶景スポット！2kmに渡って続く遠浅のビーチに薄く水が張り、まるで鏡のように空を映し出すことから、そう呼ばれています。

ベストなタイミングは、大潮・干潮・無風の条件が重なったとき。夕暮れ時と干潮時が重なると、夕陽が砂浜に映えてロマンチックな風景になります。日中に干潮時が重なると、青空や雲が映えてポップな印象の写真が撮れますよ。

季節や時間帯で多彩なバリエーションが楽しめるので、 事前に確認して訪れてくださいね！

飯塚市にある八木山（やきやま）展望公園は、標高228mの八木山峠に位置し、飯塚市を一望できる展望スポット。この辺りは雲海の発生スポットしても知られています。

雲海は、高い山などから見下ろしたとき、雲が海のように見える自然現象のことです。昼夜の寒暖差が大きく、風のない晴れた日の早朝に発生することが多く、主に春や秋に観察することができます。

秋の雨が降った翌朝に出現することがあるので、雨が降った翌日は早起きして八木山峠を訪れてみてはいかがでしょうか？

糸島市の千寿院の滝は、カエデや杉の木立の中にある高さ約15m、幅約12mの滝。ひんやりした空気が心地よく、日本で新緑が美しい季節となる6月におすすめの穴場スポットです。

周辺は約800年前の政争に敗れて都から逃れた平家一族が隠れ住んだと伝わる場所で、この滝のそばで平重盛の妻と2人の娘が舞を舞ったといわれています。

こちらへ向かうには、タクシーがおすすめ。JR筑肥線の一貴山（いきさん）駅から石崎交差点を通り、車で約20分。そこから徒歩で約8分で到着します。同じく糸島市にある白糸の滝から直接訪れることはできないので、石崎交差点から訪れてください。

芦屋町の洞山（どうやま）は、2つの離れた島が地続きとなってできたもの。その洞山には、高さ約10ｍ、幅約12ｍ、奥行約30ｍの大きな洞穴があります。

もちろん長年の風化によりできたものですが、あまりにもきれいに空いた穴なので、次のような伝説が残っています。
古代、神功皇后が戦に行く途中に立ち寄り、必勝を願って島に矢を射ると見事に貫通。その穴が歳月を経て広がり、現在の姿になった――。

周辺では釣りや磯遊びも楽しめますが、島に渡りたい場合は干潮時に行くのがおすすめです。

宮若市の八木山川の上流約2kmに渡って続く千石峡（せんごくきょう）は、夏になると水遊びスポットとして人気！川には自然の岩場が多く、暑い夏も木陰で涼しく遊べます。水深の浅い場所がたくさんありますが、子どもはフローティングベストなどを着て安全に楽しんでくださいね。

周辺にはキャンプ場や公園、広場などからなるレジャーゾーン「いこいの里　千石」が整備されており、特に「花の水辺公園キャンプ場」は初心者でもキャンプしやすく、家族連れでにぎわっています。春には桜、秋には紅葉狩りなど、年間を通して自然を満喫できます。

直方市にある竜王峡は、多くの杉に囲まれた避暑地として知られる峡谷です。中でも、3段になって流れる神秘的な竜王の滝はぜひ見てほしい絶景！

例年7月中旬～8月下旬には、隣接する北九州国定公園内にある竜王峡キャンプ村がオープンし、多くの観光客でにぎわいます。バンガローなどもあるため、休憩や宿泊利用が可能ですよ。

ぜひ竜王峡で、自然を存分に体感してみてはいかがでしょうか。

1908年に築港された三池港は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつです。

三池港展望所は、美しい夕日が撮影できると人気のスポットです。毎年1月と11月の年2回、そのうち日没の方位が247度前後となる約10日間のみ、船の進路を示すように、海面に夕日が一直線に伸びていく光景が見られます。

別名「光の航路」とも称される絶景は息をのむような美しさ！　タイミングが合えば、実際に光の航路の上を進む船の姿を見ることができます。

うきは市にある調音の滝は、春は新緑、秋は紅葉と四季の移ろいが美しい憩いのスポットです。約27mの高さから流れ落ちる水の音がまるで音楽を奏でるように聞こえることから、”音をととのえる”という意味の「調音」と名付けられたといわれています。

周辺は「調音の滝公園」として整備されていて、調音の滝を含め3つの滝を見ることができます。9月末までは、夏の風物詩であるそうめん流しも行われていて、絶景の滝を眺めながらそうめんを味わうことができます！

自然が織りなす美しい景色の数々はいかがでしたか？福岡県でしか出会えない絶景スポットへ、ぜひ足を運んでくださいね。