体験施設はこんなトコロ!東峰村ツーリズム協会
福岡市内から車で約1時間。風光明媚な景観に溢れ、小石原焼など全国に名を馳せる焼き物の里でもある東峰村。オーダーメイドの観光案内や1人1時間500円からの観光ガイドなど、村の魅力を体感できるプログラムが充実しています。
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農産直売所や陶芸ギャラリーのある一角に佇んでいます。
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店内には木工作家でもある小野さんの工房兼ショップもあります。
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小野 豊徳さん
火おこしの1番の魅力は、発火の原理を知ることができることです。今回の体験は「きりもみ式」という摩擦式発火法。火が起きる理屈と火を起こすのに必要な材料さえ知れば、今後はナイフ1本で火を起こすことができますよ。火を一緒に起こしてみましょう!
おすすめポイント① 小野さんの手作り火おこしキットで火おこし
木工作家でもある小野さんお手製の火おこしキット。棒を両手で回転させて火を起こす方法・きりもみ式で、杉で作った「火きり板」とセイタカアワダチソウで作った「火きり棒」がセットになっています。キットは板に穴が空くまで使えるので、これさえ持っていれば、どこでも火おこしが可能に。
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小野さんの作品が並ぶギャラリー。スプーンやマドラー、アクセサリーなどを販売しています。
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火おこしの準備作業。麻紐をほぐして火口(ほくち)作り。これが着火剤の代わりになります。
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手作りの火おこしキット。「火きり棒」は乾燥させたりと、制作に1年費やした賜物です。10回以上は使用できますよ!
おすすめポイント② みんなで協力プレイ→火がついた!
古代から行われていた発火方法・きりもみ式です。ポイントは、回転と圧力をかけること。棒を上から押し下げ、摩擦面の木屑から煙が出るまで一心不乱に棒を押し回します。これがかなりの労力を要するので、1人だとヘトヘトに。できればチーム一丸となって交替しながら行うのがおすすめです!
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くぼみに対して棒をまっすぐ垂直に当てること。回していくと、木くずが溜まってきます。
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木くずから煙が出て、赤い火種ができれば成功! 火種をほぐした麻ひもで包み込みます。
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麻ひもの中心に火種を入れ、煙が出てきたら息を吹き込み酸素供給。
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フーッと息を細長く吹き込んで。
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すると火が付きます!
おすすめポイント③ 火がつく原理を学んだら、キャンプ場で実践も!
東峰村には4つの宿泊施設があり、そのうち2つがキャンプ場です。そこでキャンプディレクター1級資格を持つ小野さんと一緒に、キャンプ場で火おこしキットを使った火おこし体験ができる宿泊プランが登場予定。起こした火で焚き火をするほか、キャンプがさらに楽しくなる知恵を伝授してもらえます。
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つづみの里公園「ポーン太の森キャンプ場」。テントサイトはウッドデッキと土タイプがあります。
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バンガローは洋室5棟と和室3棟の全8棟。見晴らし抜群で、キャンプ初心者にもおすすめです。キャンプ場で火おこし体験、やってみましょうー!