体験施設はこんなトコロ!英彦山神宮
福岡県と大分県の県境に位置し、日本三大修験道場のひとつとして知られる英彦山にある、県内唯一の「神宮」。古来より神の山として人々の信仰を集めてきた霊山で、今でもスピリチュアルスポットとして有名で多くの参拝客や登山者が訪れます。
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かつて修験道の道場、英彦山権現として栄えました。
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神仏分離令により英彦山神社となり、昭和50年に英彦山神宮に改称されました。
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英彦山神宮 高千穂 有昭さん
英彦山神宮・禰宜(ねぎ)。英彦山の歴史や文化を深く味わえる場所で、お経や座禅、精進料理の朝食が味わえる体験です。早朝の静粛で、いつもと違う雰囲気を感じて、気持ちよく1日を始めることができますよ。おひとり様から気軽にご参加ください!
おすすめポイント① 早起きは三文の徳!朝の空気が気持ちイイ♪
英彦山神宮の参道は、1番下の銅の鳥居から奉幣殿までが全長約900m、410段もの石段や長く美しい石畳で道が作られています。朝の清々しい空気の中、風情ある参道をゆったり歩いて、集合場所の下津宮を目指しましょう。春は桜やつつじ、新緑、秋は紅葉などの自然を楽しむこともできます。毎月第1日曜日は護摩焚きが行われています。
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銅の鳥居をくぐって、静寂に包まれた風情ある石畳の参道を1歩1歩踏みしめながら進みましょう。足を踏み入れると、ちょっぴり神聖な気持ちに!
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緑の中に朱塗りの建物が目を引く英彦山神宮奉幣殿。ここめで石畳の参道を登ること約15分。
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受付は奉幣殿の上方にある下津宮で6:30から。到着まで時間がかかるので余裕を持って出かけましょう。
おすすめポイント② 神聖な雰囲気を感じる下津宮で、朝のおつとめに参加!
まずは、冷たい山水でお清めをしてからスタート。朝のおつとめは大切な日課であり、毎日行われているものです。仏様の前に正座して、お坊さんが唱えるお経に合わせ、経文を見ながら一緒に読んだり、お線香を立ててお祈りしたり。普段はなかなかできない経験だけに、自然に背筋がスッと伸びて身が引き締まる感覚になります。
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ナント毎日、朝のおつとめの前に全身を清める「水垢離(みずこり)」をされているそう。寒い日はどれだけの冷たさなのでしょう。
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下津宮で毎朝行われている朝のおつとめ。伝統文化やマインドフルネスに興味がある人など、誰でも気軽に参加できます。
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神宮のお祓いの神事で唱える祝詞「大祓詞(おおはらえのことば)」や、「般若心経」などのお経を唱えていきます。お経がじんわり心地よく感じられます。
おすすめポイント③ ヘルシー!おいしー!精進料理の朝ごはん
朝のおつとめの後は、2023年に新しくオープンした休憩所「三鷹庵(さんそうあん)」にて精進料理の朝食タイム。そばがゆ、そばがき、きゅうりの塩漬けを、自分の食べられる量だけ盛り付けていただくスタイルです。早起きして参道を登ってきて、朝のおつとめに出た後なので、お腹が空いていて、すべてがおいしく感じられます♪
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朝食までが朝のおつとめ、カフェのようなスタイリッシュな空間「三鷹庵」で精進料理の朝食をいただきます。今日1日元気に過ごせそう!
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体に優しいヘルシーメニューですが、物足りないと感じることはありません。そばがきは、きな粉、黒蜜、醤油などお好みのアレンジで。
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奉幣殿の横にオープンした「三鷹庵」は土・日曜、祝日限定でカフェとして営業。コーヒーでホッと一息できます。