柳川 掘割水落ち

やながわ ほりわりみずおち

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柳川地方では、無数の掘割が張り巡らされています。この掘割は一般的な河川とは異なり、水流が極めて穏やかです。そのため掘割の中には水藻が群がり生え、底には、ちりやごみが滞留していきます。その水を生活用水として利用してきたころは、掘割の環境整備は欠かせませんでした。そのため河川から掘割に流れ込む水を一時的に堰き止めて貯水を流し去り、一時的に空になった掘割を毎年のように清掃する必要があります。これを一般に堀干しと呼んでいます。(「水落ち」は「水落とし」「堀干し」ともいいます。)

今でも護岸工事や橋梁の修復など土木工事の作業用の足場を組むためにはどうしても必要な作業です。そのため、観光業界や海苔の養殖業者との意見を調整しながら、水落としは2月中旬ごろから10日間ほど行われています。昔とは異なり、今日では水落としは冬の風物詩の一つとして数えられています。また、期間中に町内単位で一斉に城濠の清掃も行われています。そして、装いを新たにした城濠内で「川開き」が催されることで、柳川地方は春の訪れを迎えます。


内山一幸[水落とし]『新柳川明証図会』柳川市から一部修正のうえ引用

基本情報

住所 福岡県柳川市
開催日 2025年2月12日(水)16:00~2月21日(金)10:00まで
※この期間の川下りは一部、コースが変更になりますので、ご注意ください。
ウェブサイト 柳川市「城堀の水落ちについて」

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
湖・河川・渓谷・滝 祭り・伝統行事

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