八幡古表神社 夏季大祭(放生会・細男舞・神相撲・乾衣祭)

はちまんこひょうじんじゃ かきたいさい(ほうじょうえ・くわしおのまい・かみずもう・おいろかし)

「神様が相撲をとるまち」の4年に1度だけの貴重な夏季大祭

八幡古表神社に伝わっている「傀儡子(くぐつ)」とそれを操っての「傀儡子の舞(細男舞(くわしおのまい)」と「神相撲」は、八幡古表神社の長い歴史と共に特色ある民俗文化として今日まで伝承してきています。鎌倉時代から始まり、その後、継続的に行われましたが、昭和の初期に本格的に復元され現在は、この貴重な文化財を途切れることなく後世に伝えるため細男舞・神相撲保存会により伝承活動が行われています。

奈良時代に始まる宇佐神社の放生会に古表船を出し、傀儡子(木彫りの操り人形)を操って細男の伎楽を奏したのが起源とされ、東西10体ずつの神々によって逐次、勝ち抜き相撲。次いで東・5体の神々と西・住吉神の飛び掛り相撲。次いで東・11体と西・住吉神の押し合い相撲。最後に、東西4体ずつの女神による八乙女舞が奏されて終わります。

現在は、4年に1度の放生会で奉納され、昼間は沖合に繰り出した船上で一部が披露され、夜は八幡古表神社境内の神舞殿で、およそ1時間半にわたって披露されます。

八幡古表神社の傀儡子は1956年(昭和31年)4月に国の重要有形民俗文化財の指定を受けています。また、日本各地に現存する人形芝居の源流といわれる細男舞・神相撲も1983年(昭和58年)1月に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

<2024年のスケジュール>

2024年(令和6年)8月3日(土)
9:00~ 放生会(仲秋祭)細男舞・神相撲にな流し※山国川河口御番所跡広場にて
※午前の行事終了後、10:30~19:30までは、催し物などの行事はありません。

19:30~ 大祭祭典 
20:00~ 細男舞・神相撲、牛替くじ

2024年(令和6年)8月4日(日)
18:30~ 乾衣祭(おいろかし)祭典 ※乾衣祭は2日とも行っています。
19:00~ 牛替くじ、番所踊り、変面ショー
19:30~ 奉納神楽

基本情報

住所 〒871-0802 福岡県築上郡吉富町大字小犬丸353-1
電話番号 0979-22-3237(八幡古表神社)
開催日 2024年8月3日(土)~8月4日(日)
営業時間 2024年8月3日(土)9:00~
2024年8月4日(日)18:30~
ウェブサイト 吉富町サイト
八幡古表神社サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

神相撲(かみずもう) 神相撲(かみずもう)

この「神相撲」、東西対抗で各11柱の神々が闘う「勝抜相撲」をはじめ、「飛掛相撲」、「押合相撲」など3種類の種別で取り行われ、いずれの相撲においても、住吉大神が大活躍!そんな手に汗握る取り組みの連続に、境内からは「ワァ」と歓声がわき起こります。

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    写真提供:吉富町教育委員会

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    写真提供:吉富町教育委員会

細男舞(くわしおのまい) 細男舞(くわしおのまい)

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    写真提供:吉富町教育委員会

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    写真提供:吉富町教育委員会

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    写真提供:吉富町教育委員会

  • 船上での細男舞-3

    船上での細男舞

    写真提供:吉富町教育委員会

乾衣祭(おいろかし) 乾衣祭(おいろかし)

「乾衣祭(おいろかし)」は、木製の神様「傀儡子(くぐつ)」の衣装を虫干しする慣例行事。小さな着物が社殿をうめつくすさまは一見の価値ありです。

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エリア
北九州エリア
カテゴリー
祭り・伝統行事

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