土師の獅子舞
はじのししまい
石炭の町として栄えた桂川町土師にある老松神社(おいまつじんじゃ)では、約660年前から受け継がれてきた獅子舞が4月と9月の大祭で奉納される。五穀豊穣と家内安全を祈願したのが始まりといわれ、雄と雌の2頭の獅子が唐(中国)を出発して荒れ狂う東シナ海の荒波を越え日本に渡り、老松神社にたどり着く様子を大胆かつ優雅な舞いで表現している。また、上土師地区と下土師地区が1年ごとに交代するため、それぞれ異なる舞を楽しめるのも特徴だ。
土師の獅子舞は福岡県無形民俗文化財に指定されるなど、芸術性の高い郷土芸能として評価を受けている。舞の前には、白装束にはちまきを締めた子どもたちが五穀豊穣を願って5色のたすきを背にたらし、円陣を作ってバチを操りながら舞う「まわり打ち」が行われる。
基本情報
住所 | 〒820-0607 福岡県嘉穂郡桂川町土師3161 老松神社 |
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電話番号 | 0948-65-1100(桂川町役場) |
営業時間 | 4月=10:00〜14:30 9月=14:00〜15:00 |
駐車場 | なし |
アクセス情報 | 八木山バイパス「穂波東IC」から約15分 JR筑豊本線「桂川駅」から徒歩約30分 西鉄バス「下土師」から徒歩約10分 |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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- 筑豊エリア
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- 祭り・伝統行事