定番!北九州1泊2日コース
北九州のおすすめスポットをセレクトしたコース。小倉エリアを散策したあとは、「新日本三大夜景」にも選ばれた「皿倉山」で夜景を満喫しましょう。2日目は「門司港レトロ」や北九州発祥の「焼きカレー」をお楽しみください。「北九州市立いのちのたび博物館」「九州鉄道記念館」など、家族で楽しめるスポットにも訪れます。
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- 所要時間
- 1泊2日
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- 交通手段
- 電車、バス、徒歩
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【1日目】小倉城
迫力ある名城は桜や紅葉の名所! 展示やイベントも充実
北九州市のシンボル・小倉城は、小倉藩初代藩主・細川忠興により築城されました。現在の小倉城は1959年に再建されたものです。天守閣は「唐造りの天守」と呼ばれ、4階よりも5階が大きいのが特徴。当時は全国唯一の珍しいものでした。ほかにも、切り石を使用しない野面積みと呼ばれる石垣など豪快な風情が見られます。
城内には小倉城の歴史を紹介する大迫力のシアターや、小倉藩主であった細川氏や小笠原氏、宮本武蔵と佐々木小次郎の紹介、また小倉の街を360度見渡せる展望ゾーンなど見どころ満載です。
住所 | 〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内2-1 | |
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電話番号 | 093-561-1210 | |
定休日 | 無休 |
【1日目】小倉城庭園
和の伝統が感じられる美しい庭園で日本文化にふれる
江戸時代の小倉城藩主・小笠原氏の別邸跡に、大名屋敷と庭園を再現した文化施設です。庭園は池の周辺を歩きながら鑑賞する「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」で、庭に面した和室から季節ごとに異なる景色を眺めることができます。
展示棟には、和の精神に基づく礼法の歴史を紹介するコーナーや、日本の伝統的な暮らしをテーマとした企画展示も。江戸時代の雰囲気を感じながら、ゆっくりと日本文化にふれてみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内1-2 | |
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電話番号 | 093-582-2747(小倉城庭園) | |
営業時間 | 11月~3月 9:00~19:00 4月~10月 9:00~20:00 ※日によって営業時間が異なります。 |
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定休日 | 無休 |
【1日目】松本清張記念館
芥川賞作家・松本清張の世界を余すところなく紹介
北九州を代表する著名な小説家・松本清張氏の多方面にわたる創作活動を、展示品やグラフィックパネルで紹介。彼の生涯の記録や、過去のニュース映像などで構成する長さ22mの巨大な年表は迫力満点です。また、推理劇場では現代史の代表作「日本の黒い霧」を題材とした記念館オリジナルのドキュメンタリー映像を上映。そのほか、松本清張氏の情報を検索できる情報ライブラリや読書室、オリジナルグッズの販売、喫茶室などがあります。
住所 | 〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内2-3 | |
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電話番号 | 093-582-2761(北九州市) | |
営業時間 | 9:30~18:00 (入館は17:30まで) | |
定休日 | 毎週月曜日(休日の場合は翌日) 年末年始 (12月29日~1月3日) ※臨時休館日/2023年8月31日(木)・9月28日(木) |
【1日目】北九州市立いのちのたび博物館
太古から現代まで、自然と人間の生命の歩みを楽しく学べる!
展示総数が6,000点を超える、西日本エリア最大級の自然史・歴史博物館。「いのちのたび」をコンセプトに地球の誕生から現在まで、生命の進化の道筋と人の歴史を展示解説しています。
入館してまず目にするのは、自然史ゾーン「アースモール」の恐竜たち。ティラノサウルスをはじめとした大型肉食恐竜の全身復元骨格やレプリカは圧巻です。1億3000年前の北九州を再現したジオラマではリアルに動く恐竜が見られ、タイムスリップしたかのような太古の世界に引き込まれていきます。
館内には、北九州の文化や暮らしが学べる歴史ゾーンも。どちらのゾーンも楽しみながら学習できるエンターテイメント性の高い展示が、壮大なスケールで行われています。
住所 | 〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1 | |
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電話番号 | 093-681-1011(北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館) | |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで)※当面の間は平日のみ開館 | |
定休日 | 年末年始、6月下旬頃(1週間ほど) |
【1日目】旧百三十銀行ギャラリー
シンプルモダンな建物が印象的なアート拠点
1915年に建てられた、北九州市の有形文化財「旧百三十銀行八幡支店」。東京駅や日本銀行本店など、国内の有名建築物を手掛けた辰野金吾氏によって設計されました。外観は赤レンガ風で玄関には幾何学模様があしらわれており、大正期のモダンな雰囲気を今に残しています。復元修理を経て、現在はギャラリーとして美術展やコンサートなどに利用されています。
住所 | 〒805-0061 福岡県北九州市八幡東区西本町1-20-2 | |
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電話番号 | 093-661-9130(e-mail:info@130gallery.jp) | |
営業時間 | 10:00~18:00 | |
定休日 | 12月29日~1月3日 |
【1日目】皿倉山
北九州市街や若戸大橋を一望! 絶対見たい新日本三大夜景
北九州市のシンボル・皿倉山は、豊かな自然に恵まれながら市街地にも近いため、気軽に登山を楽しめるスポットとして人気です。
山麓駅から全面ガラス張りのケーブルカー・スロープカーを乗り継ぐと、約10分で山頂に到着。山頂の展望台からは360度の大パノラマが見渡せ、北九州市内を一望することができます。特に「100億ドルの夜景」とも称される夜景が美しく、長崎市、札幌市とともに「日本新三大夜景都市」に選ばれました。展望台の2階には本格的なカレーやスイーツが食べられる絶景レストランもあるので、ぜひ立ち寄ってみて。
住所 | 〒805-0000 福岡県北九州市八幡東区尾倉1481-1 | |
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電話番号 | 093-671-4761(皿倉山ケーブルカー) | |
定休日 | 火曜日 |
【宿泊】小倉市内
【2日目】JR門司港駅
夜には美しくライトアップ! 今も列車が運行する歴史ある駅
駅舎は、1914(大正3)年に建築されたネオ・ルネッサンス様式。復元工事を経て大正時代の姿に甦りました。九州の駅のなかでも古く歴史的価値の高いもので、駅舎としては日本で初めて国の重要文化財に指定。現役の駅舎で国指定重要文化財となっているのは、門司港駅と東京駅の二つだけです。
駅のホーム部分にはベンチなどが置かれておらず、一直線にぬけたスペースと「もじこう」の駅名標がフォトスポットとして人気です。また、駅員のレトロな制服はここだけで見られる特別なもの。入場券を購入すれば電車に乗らなくても改札内に入ることができます。
住所 | 〒801-0841 福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31 | |
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電話番号 | 093-321-8843(九州旅客鉄道(株)) |
【2日目】門司港レトロ
大正ロマン漂うレトロタウン 交通の要衝として栄えた九州の玄関口
海と山に囲まれた港町・門司港。かつては横浜・神戸と並んで日本の三大港に数えられ、国際貿易の拠点として栄えてきました。明治から昭和初期にかけて建築された趣のある建物が数多く残り、ノスタルジックなどこか懐かしい雰囲気が漂っています。見どころがたくさんあるので、人力車やレンタサイクルでの観光もおすすめ。冬になると、一帯が幻想的なイルミネーションに包まれます。
クラシックな歴史的建造物や町並み、門司港ならではのご当地グルメなど、散策しながらその魅力を楽しみましょう。
住所 | 福岡県北九州市門司区門司駅周辺 | |
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電話番号 | 093-332-0106(門司港レトロ倶楽部) | |
営業時間 | 各施設により異なる | |
定休日 | 各施設により異なる |
JR門司港駅から徒歩約2分
【2日目】旧門司三井倶楽部
アインシュタイン博士が宿泊したリッチで優雅な洋館
木造2階建でアールデコ調の建物は、国際貿易が盛んだった時代に三井物産の社交倶楽部・宿泊施設として利用されていました。JR門司港駅と同様に、国の重要文化財に指定されています。
ここには、相対性理論で有名なアインシュタイン博士夫婦が滞在したことも。宿泊した当時の部屋の様子は「アインシュタインメモリアルルーム」として再現され、見学することができます。また、華やかだった頃の面影が感じられる一階のレストランでは、魚介をメインとした創作料理が好評です。
住所 | 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町7-1 | |
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電話番号 | 093-321-4151(門司港レトロ総合インフォメーション) | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
定休日 | 無休 |
徒歩約2分
【2日目】旧大阪商船
大きなアーチ窓と八角形の塔がフォトジェニック!
1917(大正6)年に大阪商船門司支店として建築された木造洋風2階建。オレンジ色のタイルを張った外観は、ヨーロッパで花開いた「ゼツェシオン風」にまとめられ、大きなアーチ窓とその上部の塔屋が印象的。当時は外国への航路の拠点として、待合室や税関事務所・オフィスなどがここに置かれ、多くの人々が行き交い賑わいをみせていました。
現在は、北九州市出身の漫画家でイラストレーター・わたせせいぞう氏のギャラリーがあるほか、カフェや貸しホールとして利用されています。
住所 | 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町7-18 | |
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電話番号 | 093-321-4151(門司港レトロ総合インフォメーション) | |
営業時間 | 9:00〜17:00 | |
定休日 | 無休 |
徒歩約5分
【2日目】旧門司税関
赤レンガ造りの重厚な建物が華やかな時代を象徴
関門海峡に沿うように建つ、赤レンガ造りの建築物。国際貿易港として成長した門司港を支え、昭和初期まで税関庁舎として使用されていました。
吹き抜けの広々としたエントランスホールを入ると、館内には休憩室やカフェ、ギャラリーが設けられています。上階には展望室があり、1日に6回跳ね上がる歩行者専用のはね橋や、関門海峡を行き交う船を一望することができます。
住所 | 〒801-0853 福岡県北九州市門司区東港町1-24 | |
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電話番号 | 093-321-4151(門司港レトロ総合インフォメーション) | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
定休日 | 無休 |
徒歩約1分
【2日目】大連友好記念館(旧国際友好記念図書館)
現地生産にこだわって建てられた大連市との友好のシンボル
国際航路で結ばれ、交流が盛んだった北九州市と中国・大連市。友好都市締結15周年を記念し、大連市に建築された鉄道汽船会社の建物を複製する形で大連友好記念館が建てられました。外観は現地のレンガや石材を使った茶色と白のコントラストが美しく、当時の建築様式を感じさせる煙突や屋根の飾り窓も特徴的です。
現在は本場の味を楽しめる中華料理レストランや大連市を紹介するコーナーがおかれ、誰でも自由に休憩ができるスペースとしても利用されています。
住所 | 〒801-0853 福岡県北九州市門司区東港町1-12 | |
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電話番号 | 093-321-4151 | |
営業時間 | 9:00~17:00 ※1Fのレストラン「中国料理大連あかしあ」 11:00~16:00(ただしランチタイムは14:00まで。土・日・祝日は14:30まで) 17:00~21:00 |
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定休日 | ※中国料理大連あかしあの定休日は、毎月最終月曜日(祝日の場合翌日) |
【2日目】焼きカレー
アツアツが旨い! 門司港レトロを代表するご当地グルメ
ご飯の上にカレーとチーズ・卵をのせ、オーブンで焼いた「焼きカレー」。かつて貿易港として栄えた門司のハイカラな雰囲気を今に伝える一品です。始まりは門司港の“とある喫茶店”から。余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、とても香ばしくおいしく仕上がったことから誕生したと言われています(諸説あります)。
今ではご当地グルメとして定着し、各店がアレンジを加えバラエティに富んだ焼きカレーも登場。お店を紹介した「門司港焼きカレーMAP」を手に、食べ比べを楽しみましょう。
住所 | 福岡県北九州市門司区門司港レトロエリアおよび門司港~和布刈エリア | |
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電話番号 | 092-321-1111(門司港グルメ会焼きカレー部会(門司港ホテル)) | |
営業時間 | 店により異なる | |
定休日 | 店により異なる |
【2日目】海峡プラザ
豊富な品揃えが魅力 地元でも愛されています
門司を訪れたらぜひ立ち寄りたい、海に面したショッピングモール。1階は、門司港ならではのお土産、地元の海産物、雑貨、お菓子類などバラエティに富んだ商品が満載のマーケットエリア。2階には門司港定番の焼きカレー・洋食・アジア料理が楽しめるレストランや、世界のガラス製品を扱う「赤煉瓦ガラス館」が並びます。
オルゴールミュージアム門司港「体験工房」では、自分でオルゴールを作れる体験プランも。デザインや曲など好きなパーツを選んで、世界にひとつしかない作品を作ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町5-1 | |
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電話番号 | 093-332-3121(海峡プラザ) | |
営業時間 | 物販=10:00~20:00 飲食=11:00~20:00 |
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定休日 | 無休 |
【2日目】九州鉄道記念館
鉄道ファン必見! 見て触れて楽しめる展示がいっぱい
旧九州鉄道本社ビルを修復して造られた鉄道のテーマパーク。明治時代に活躍していた客車やさまざまな鉄道模型が見られるほか、切符や列車のヘッドマークといった鉄道グッズなどの貴重な実物資料が展示されています。
門司港~折尾間のリアルな路線風景のなか操縦を体験できる運転シュミレーターは、運転手さんの気分が楽しめると人気!また、屋外にもミニ鉄道があり、複線や信号機といった本格的な設備を使って1周130mを自分で運転することができます。駅のホームを思わせる車両展示場には、九州で活躍した名車両9台が並び迫力満点です。
住所 | 〒801-0833 福岡県北九州市門司区清滝2-3-29 | |
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電話番号 | 093-322-1006(九州鉄道記念館) | |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) | |
定休日 | 第2水曜日(ただし7月は第2水・木曜日、8月は無休) |
【2日目】博多駅
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