三池港(世界文化遺産)

みいけこう(せかいぶんかいさん)

2015年に世界文化遺産として登録された『明治日本の産業革命遺産』の構成資産の1つです。

三池港は、明治41(1908)年に干満差の激しい有明海に面する三池の地から石炭を直接大型船で搬出するために築かれました。それまでは、大牟田側の河口から長崎の口之津まで運んで、そこで大型船に積替えていました。それを大牟田で大型船に直載できるように、新たに港をつくることになったものです。
海砂から港と航路を守るために作られた長大な防砂堤、潮待ちのための内港、干満に関わらず大型船の接岸を可能にするための閘門を有する船渠が計画的に配置され、上空から見た形がハチドリのように見える優美な姿が特徴です。
当時指揮を執った三池炭鉱事務所長の團琢磨は、たとえ100年後に三池に石炭がなくなっても、この港があれば、この町は栄え続けることができると、「閉山後」のことまで考えて、この三池港をつくったと言われています。
明治41年(1908年)の開港当時の姿を現在まで良好に留める現役の港湾です。

基本情報

住所 〒836-0061 福岡県大牟田市新港町
電話番号 0944-41-2515(大牟田市世界遺産登録推進室)
FAX番号 0944-41-2764
営業時間 9:30~17:00(最終入場は16:30)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
アクセス情報 「大牟田駅」よりバス約10分、「三川町1丁目」から徒歩約10分
駐車場 あり
ウェブサイト 関連サイトはこちら

体験プラン情報

受け入れ内容 ガイドによる解説あり
見学の所要時間 20分程度
見学対象 制限なし
見学の事前予約 団体の場合は事前に大牟田市観光おもてなし課にご連絡をお願いします。
見学料 無料

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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エリア
筑後エリア
カテゴリー
産業遺産
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