筑前町立大刀洗平和記念館

ちくぜんちょうりつたちあらいへいわきねんかん

震電(実物大模型)を常設展示しています

西日本における陸軍の航空拠点で、「東洋一」と謳われた大刀洗飛行場は、1919年(大正8年)に完成しました。1945年(昭和20年)3月、米軍による空襲で施設が壊滅するまでの26年間、この地域は一大軍都として発展。筑前町立大刀洗平和記念館は、その歴史と航空技術、人々の生活や特攻隊の悲劇を紹介するとともに、現在の平和と繁栄に深く感謝し、平和への情報とメッセージを発信するために設立されました。

館内には、大刀洗航空隊の飛行機に関する資料など約2,000点を展示。世界に1機しかない旧陸軍97式戦闘機(キ-27)は、1996年(平成8年)9月10日に博多湾雁ノ巣鼻の東約600m、水深3mの海底で発見、引き上げられたもので、特攻隊員約200人の遺影とともに展示されています。シアターでは、飛行場の歴史を紹介した映像の上映や朗読公演も行っています。

2022年7月からは、映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の撮影用に製作された海軍局地戦闘機・震電(実物大模型)が新たに加わりました。実機は戦時中に米軍高高度爆撃機B29の迎撃用として開発されたものの、実戦配備されることなく試作機の段階で終戦を迎えました。当時の航空技術を伝える貴重な資料として展示しています。

基本情報

住所 〒838-0814 福岡県朝倉郡筑前町高田2561-1
電話番号 0946-23-1227(筑前町立大刀洗平和記念館)
FAX番号 0946-23-9009
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 12月26日~12月31日
アクセス情報 甘木鉄道「太刀洗駅」そば
大分自動車道「小郡IC」または「甘木IC」から約10分
駐車場 80台
大型の駐車場 8台 
ウェブサイト 筑前町立大刀洗平和記念館公式サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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福岡エリア
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