【八女市】筑後エリア-1

【八女市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集

高級玉露の産地として、美しい茶畑や「八女茶」で有名な八女市(やめし)。歴史を感じる「八女福島の町並み」や自然豊かな奥八女エリア、また数々の伝統工芸品の産地としても知られています。
そんな八女市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。


八女市ってどんなところ?

福岡市街地から南へ約50kmに位置する八女市は、北九州市に次いで県内で2番目の広さを誇ります。
代表的な特産品は「八女茶」。約600年前に中国の霊厳山寺からお茶の種が持ち帰られたことが始まりとされ、茶畑が点在し高品質な日本茶が生産されています。
また「八女提灯」や「八女福島仏壇」、「八女手漉き和紙」といった伝統工芸品の産地としても知られ、細やかな技術と美しいデザインで高い評価を受けています。市内には、伝統的な日本家屋や古い町並みが残る場所や、奥八女などの自然豊かなエリアも。自然と文化が調和する注目の観光地です。

【人口】約59,700人(2024年6月末時点)
【面積】482.44平方km


<八女市での楽しみ方➀>情緒たっぷり、歴史感じる白壁の町並みを歩く

八女市の中心部(旧福島町)に、筑紫広門が居城である山下城の支城として築いた城を、田中吉政が福島城として整備。その後、一国一城令により約30年ほどで廃城となったものの、商家町としての福島は残りました。当時の城下町は、商人・職人の町として栄え、現在は国選定重要伝統的建造物群保存地区「八女福島の町並み」となっています。
江戸~昭和初期の伝統様式を伝える美しい白壁の土蔵造りの町家が150軒ほど連なり、古い建物を利用したカフェや、八女の伝統工芸品などを扱うお店が点在。歴史の深みを感じる情緒たっぷりの町並みで、ゆっくりと散策をお楽しみください。


<八女市での楽しみ方②>自然あふれる奥八女エリアで四季折々の風景を満喫

八女市の山間地域にある黒木町、矢部村、星野村などを含む豊かな自然に囲まれた「奥八女」エリア。山々に囲まれた奥八女では、矢部川の清流や美しい棚田の風景を楽しむことができ、澄んだ夜空には満天の星が広がります。なかでも星野村は、星空観察スポットとしても人気です。春には桜と茶畑とのコントラストが美しく、夏にはホタル観賞が楽しめる場所も。秋は紅葉が鮮やかに色づき、冬には一面の雪景色が広がります。自然を満喫できるキャンプ場や宿泊施設もあるので、自然あふれる奥八女を訪れのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


八女市の定番・観光スポット

  • 八女中央大茶園

    八女中央大茶園

    ゆるやかな傾斜の丘陵地一面に広がる、70ヘクタールもの緑の茶畑。福岡を代表するブランド茶「八女茶」の一大生産地です。展望所のカフェ「Green Monster」では、八女茶や八女茶ソフトクリームを味わいながら茶畑の絶景を楽しむことができます。

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  • 茶の文化館

    茶の文化館

    発祥600年を迎えた「八女茶」の魅力を体感できる施設。館内では色々な種類のお茶が味わえるほか、茶そばや抹茶アイスなど八女茶を使用したスイーツや料理も提供されています。茶葉を石臼でひく抹茶ひきや、手もみ緑茶作りなどの体験プログラムに参加する場合は、事前にお問い合わせください。

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  • Photo : Koichiro Fujimoto

    白城の里 旧大内邸

    政治家として、また東亜同文書院の院長として、日中友好親善に努めた大内暢三の生家。有形文化財として保存され、町屋造りの屋敷や裏山、庭などが無料で公開されています。土・日曜、祝日は地元の食材を使った予約制のランチ「里山御膳」を、平日は予約不要でお菓子とドリンクがいただけます。

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  • ハート岩

    ハート岩

    縁結び・恋愛成就のパワースポットとして注目を集めている「ハート岩」。日向神ダム管理出張所の近くにあるビューポイントや、手前にかかる赤い橋「蹴洞橋」が展望スポットになっています。橋の上に設置された「幸せの鐘」を鳴らせば、恋愛運アップ間違いなし!

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  • ダニエルイノウエミュージアム

    ダニエルイノウエミュージアム

    上陽町に縁があり、日米友好の架け橋となったダニエル・建・イノウエ氏。その功績を紹介する展示やVR体験コーナー、地域食材とハワイアンフードを融合したメニューを提供するカフェ、レンタルサイクルも借りられる観光交流施設です。

    ダニエルイノウエミュージアム 公式サイト
  • 奥八女焚火の森キャンプフィールド

    奥八女焚火の森キャンプフィールド

    直火で焚火ができるスペースや焚火のテントサウナ、木の温もりを感じるコテージ・キャビンなど、設備が充実。レンタルアイテムも揃っているので、手ぶらキャンプも可能です。木工ワークショップや木製のおもちゃなどが置かれた木育広場があり、子ども連れにもおすすめです。

    奥八女焚火の森キャンプフィールド 公式サイト

八女市のイベント・お祭り

  • 八女黒木大藤まつり(毎年4月下旬~5月上旬頃)

    八女黒木大藤まつり(毎年4月下旬~5月上旬頃)

    「素盞嗚神社」の境内にあり、長寿の藤として全国に知られ、天然記念物にも指定される樹齢630年の大藤。開花時期に合わせて行われるまつりの期間中は、物産展やイベント、ライトアップも行われます。1mを超える紫色の花房が垂れ下がり、美しく咲く藤の花は訪れる人を魅了します。

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  • 八女上陽まつり(毎年秋頃)

    八女上陽まつり(毎年秋頃)

    ダンスや音楽などのステージイベントのほか、上陽町の特産品を使った飲食や体験ブースなどもあり、お楽しみが盛りだくさん。「ダニエルイノウエミュージアム」および「ホタルと石橋の里公園」で開催されます。

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  • 八女のまつり(毎年秋分の日頃)

    八女のまつり(毎年秋分の日頃)

    「福島八幡宮」境内で行われる、重要無形民俗文化財の燈籠人形に合わせて開催されます。「白壁の町並み」「明永寺」「鉄道記念公園」などを会場に、グルメ屋台などの出店、ステージイベントや抽選会も。夜になると「八女提灯」に明かりが灯り、風情ある町並みが幻想的に浮かび上がります。

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  • 八女星のまつり(毎年11月第2土・日曜)

    八女星のまつり(毎年11月第2土・日曜)

    星野村の秋の風物詩で、村を挙げての一大イベント。伝統本玉露の産地ならではの「お茶の淹れ方講座」や「闘茶会」などの催しに加え、農産物や手作り食品などの販売もあります。「九州和太鼓フェスティバル」では、九州各地から選抜された和太鼓チームが一堂に会し、勇壮な和太鼓競演を繰り広げます。

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  • 八女矢部まつり(毎年11月第3土・日曜)

    八女矢部まつり(毎年11月第3土・日曜)

    紅葉の時期に「矢部川源流公園」で開催されるお祭り。子どもたちによる「八女津媛神社浮立」や伝承文化の「石づき」などが披露されます。矢部の新鮮な農産物の直売をはじめとしたさまざまなイベントも行われ、多くの人で賑わいます。

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  • 夢たちばな観梅会(毎年2月頃)

    夢たちばな観梅会(毎年2月頃)

    九州の梅の三名園とされている「谷川梅林」。毎年2月頃のイベント開催日にのみ無料開放され、咲き誇る約2万本の白梅を観賞することができます。ステージイベントや飲食・物販のほか、場内のワインセラーで行われる約3千本の竹を利用した「竹あかり幻想の世界」も一見の価値があります。

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八女市で人気のグルメ・お土産

  • 八女茶スイーツ

    八女茶スイーツ

    高級茶として名高い「八女茶」は、繊細な甘みと豊かなコク、深い旨味が特徴です。地元では「八女茶」の風味を活かしたスイーツが数多く作られ、日本の伝統的な味わいを現代風にアレンジした商品も人気!バウムクーヘンやチーズケーキ、生チョコなどは、まさに大人のための贅沢な一品です。

  • 八女茶の茶そば

    八女茶の茶そば

    八女抹茶がふんだんに練り込まれた茶そばは、八女にお茶づくりが伝わって600年を記念し、市と商工会議所・観光協会によって商品化されました。お茶の風味とそばの香りが絶妙に組み合わさり、一口食べればその違いが分かります。

  • だご汁

    だご汁

    小麦粉を練って帯状に伸ばした「だご(団子)」と季節の野菜を、味噌仕立ての出汁で煮込みます。主に熊本県や大分県の郷土料理として知られる汁物ですが、八女市でも郷土の味として愛されているのだそう。地域や家庭、お店によって具材や味付けが異なります。

  • じゃがいもまんじゅう

    じゃがいもまんじゅう

    八女・筑後地方で昔から食べられているソウルフード。小麦粉や米粉などを混ぜてこねた生地でじゃがいもを包み、蒸した料理です。甘辛く煮たじゃがいもや里芋が入ることも。薄味なので、マヨネーズや醤油をつけて食べるのがおすすめです。

  • はちみつ

    はちみつ

    河川敷に咲く桜や菜の花、ピンクの絨毯のようなレンゲ、みかん畑の白い花など、各所に咲き誇る花々を生かして養蜂業も盛んに行われています。蜂蜜を収穫する時期や養蜂箱の場所によって変わる、味の違いをお楽しみください。

  • お酒(クラフトビール、日本酒、焼酎など)

    お酒(クラフトビール、日本酒、焼酎など)

    矢部川の伏流水を仕込み水に使っている酒蔵がいくつかあり、世界的にも評価を得ている日本酒や焼酎が造られています。近年ではべんがら村に「八女ブルワリー」がオープン。八女茶やみかん、レモンなど地域の特産品をブレンドした風味豊かなクラフトビールが人気です。


八女市で楽しめる体験メニュー

  • 抹茶ひき・ほうじ茶作り体験

    抹茶ひき・ほうじ茶作り体験

    「茶の文化館」内にある「八女茶工房」では、お茶の魅力を気軽に学べるプログラムを用意。
    茶葉を石臼でひいて抹茶を作り自分で点てて飲む体験や、大豆・玄米を加えてオリジナルの味を作るブレンドほうじ茶作りなどの体験ができます。

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  • すすり茶体験

    すすり茶体験

    「すすり茶」は、玉露の風味を存分に味わうための飲み方。蓋付きの茶碗で蒸らし、その茶葉が口に入らないよう蓋を少しずらしながらゆっくりと淹れた水滴の雫をいただきます。
    残った茶葉は酢醤油で召し上がれ!新たなお茶の楽しみ方を知ることができると評判です。

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  • 手すき和紙体験

    手すき和紙体験

    紙すき体験で作ることができるのは、名刺やハガキ、うちわなど。簀桁(すげた)という道具を使い、原料となる木の皮の繊維を汲み入れて、縦横にゆすりながら和紙をすいていきます。和紙に押し花を配置すれば、オリジナル作品の完成です!

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これがおすすめ!八女市のふるさと納税

八女市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!

  • 八女茶

    八女茶

    八女茶は、量より質を重視した栽培法で、濃厚な味と特有の甘み、苦み・渋みが少ない日本有数の高級茶です。茶葉はもちろんのこと、ティーバックやスティックタイプの粉末緑茶、ペットボトルの商品も返礼品として提供されています。

  • 日本酒

    日本酒

    良質な水と米は、酒造りに欠かせないもの。八女の恵まれた環境のもとワンランク上の酒造りを目指し、全国の品評会で上位にランクインする酒蔵もでてきました。初めての方には、銘酒の飲み比べセットや福岡グルメが味わえるセットがおすすめです。

  • 提灯

    提灯

    国の伝統的工芸品に指定されている「八女提灯」。職人の手作業で提灯を張り、専門絵師が手書きと吹付技法を駆使して仕上げていきます。盆提灯や家具調仏壇に合うモダンなもの、LEDライト付きの弓張り提灯などが出品されています。

  • みかん(秋~冬限定)

    みかん(秋~冬限定)

    八女市のみかん生産量は県内でトップクラスです。ジューシーで甘酸っぱい、JAふくおか八女の産地ブランド「華たちばなみかん」や、11度以上の高い糖度を誇るプレミアムみかんをぜひご賞味ください。

  • おせち(秋~冬限定)

    おせち(秋~冬限定)

    「料亭の味をご家庭に」をコンセプトに、おいしく美しく、保存料を一切使用しない冷蔵おせち料理を製造する「千賀屋」。市内に製造工場があるため、ふるさと納税の返礼品として受け取れます。


八女市のスポットマップ

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください


八女市へのアクセス

■公共交通機関でのアクセス
・JR久留米駅から堀川バスで約50分「西唐人町」下車、「八女福島の町並み」まで徒歩約5分
・西鉄久留米駅から西鉄バスで約40分「福島」下車、「八女市役所」まで徒歩約7分

■車でのアクセス(八女市役所まで)
・九州自動車道「八女IC」から約25分
・九州自動車道「広川IC」から約15分
・福岡空港から約55分


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