【田川市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集
古くから炭都(たんと)と呼ばれ石炭採掘のまちとしてにぎわった田川市(たがわし)。盆踊りでなじみのある軽快なメロディー「炭坑節」発祥の地でもあり、現在でも当時の面影を至るところに残す、歴史と文化が薫るまちです。
そんな田川市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。
田川市ってどんなところ?
田川市は福岡県の北東部に位置し、福岡市街地からは電車で約1時間の距離にあります。南には英彦山、北に福智連山、東には香春岳を望む三方を山に囲まれた田川盆地の中心都市であり、筑豊地域の中核都市です。
明治時代、近代化を進めるために重要な石炭が採掘され、日本産業の発展に大きく貢献しました。現在も数々の炭坑遺産が大切に守り継がれ、その偉大な功績を今に伝えています。近年、石炭記念公園に建つ二本煙突は仲睦まじく並んで佇む姿から「夫婦煙突」とも呼ばれ、「百年の鐘」とあわせて恋愛の聖地としても注目されています。
また450年以上の歴史を誇る勇壮な祭礼のほか、炭坑文化を背景にしたお祭りやグルメ・お土産も見逃せません!夏にはアトラクションが充実した屋外プールや三井寺の風鈴トンネルが人気で、遠方からも涼を求める人でにぎわいます。
【人口】約44,940人(2024年10月1日時点)
【面積】54.55平方km
動画で田川市の魅力を知ろう
<田川市での楽しみ方➀>炭坑節発祥の地!日本近代化を支えた炭鉱遺産をめぐる
日本の近代化の原動力となった田川地域の石炭。最盛期には炭鉱が点在し、多くの労働者がこの地に移り住みました。石炭記念公園内には、旧三井田川鉱業所伊田堅坑櫓(たてこうやぐら)と煙突が当時のまま保存されています。石炭・歴史博物館では、石炭の成り立ちから採掘方法、炭坑夫の生活の様子など、炭鉱の歴史についてわかりやすく解説・展示されています。
また、田川市は「月が~出た出た~月が出た~♪」の歌詞で有名な炭坑節発祥の地。元々は炭坑労働の中で生まれた仕事唄が宴席の場で歌われ、やがてラジオ放送でも流れることとなり全国的に広まったと言われています。近年では保存団体がいくつもあり、若い世代により現代風にアレンジされた創作炭坑節が生まれるなど、世代を超えて歌い継がれています。
<田川市での楽しみ方②>一度は見てみたい!熱気あふれる祭りで歴史・文化にふれる
毎年5月に「風治八幡宮川渡り神幸祭」や「春日神社神幸祭」など伝統ある勇壮なお祭りが開催され、県内外からの多くの見物客でにぎわいます。春から夏にかけて三井寺で開催される風鈴まつりでは、約10,000個の風鈴トンネルが参拝者をお迎え。暑さを忘れさせてくれるような涼やかな音が境内に響き渡るこのイベントは、田川の夏の風物詩として知られています。秋には、田川地域の炭鉱の歴史や文化を発信すべく「TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~」が開かれます。
自然と歴史に育まれたさまざまな祭りを通じて、活気あふれる田川市の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
田川市の定番・観光スポット
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田川市石炭・歴史博物館
もっと見る筑豊最大の炭坑跡地を整備した石炭記念公園内に建つ博物館。石炭関連資料が約15,000点所蔵されており、石炭産業の歴史を総合的に学べます。労働者の視点で描かれた炭鉱と人々の記録画「山本作兵衛コレクション」は、ユネスコ世界記憶遺産に登録されています。屋外には石炭輸送に使われたSLや採掘のための大型機械を展示。復元された炭坑住宅では当時の人々の様子や、明治から昭和にかけての変遷を見ることができます。
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石炭記念公園
もっと見る明治時代に発足し筑豊随一の規模を誇った旧三井田川鉱業所跡地に整備された公園。二本煙突と伊田竪坑櫓をシンボルに、石炭・歴史博物館や多目的広場、複合遊具などがあります。炭坑節発祥の地の記念碑や炭坑夫之像なども点在。二本煙突は仲睦まじく並んで佇む姿から「夫婦煙突」とも呼ばれています。煙突を望む高台にある恋愛成就の鉄製オブジェ「百年の鐘」は、フォトスポットとして人気です。
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三井寺(平等寺)
もっと見る春から夏にかけて本堂横の庭に約50mの風鈴のトンネルがお目見えする三井寺。約10,000個の風鈴が光を受けてキラキラと輝き、参拝客を優しく迎えてくれます。期日限定でライトアップも行われ、夕涼みを楽しめます。恋愛成就のハート型絵馬のほか、愛らしいポーズで迎えてくれるユニークなお地蔵さまたちも見どころ。
秋はモミジやカエデ、イチョウの紅葉が美しく、冬にかけて飾られる風車のトンネルも有名です。 -
田川市市民プール
もっと見る田川市最大の屋外プールです。ひっくり返って大量の水が落ちてくる巨大バケツやカラフルなウォータージャングルジムがシンボル。曲がりくねった3つの滑り台が並ぶウォータースライダーや、1周約265mの流れるプールのほか幼児用プールもあり、お子さんとプール遊びを満喫したいファミリーに人気です。
市営プールなのでリーズナブルな価格も魅力!毎年、県外からも多くの人が訪れる夏の定番レジャースポットです。 -
チロルチョコアウトレットショップ
もっと見る誕生から半世紀以上にわたって愛される、福岡生まれの人気菓子「チロルチョコ」。そのB級品が格安で購入できる直営アウトレットショップです。B級といえども、わずかな欠け程度で品質は問題なし!品揃えはその日次第で変わるため、何が買えるかは当日のお楽しみです。ファンにはたまらないレア商品が入手できるかも⁉
平日でも行列ができるほど混み合う場合もあり、売り切れ次第終了なのでお求めの方は早めの時間帯がおすすめです。
田川市のイベント・お祭り
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風治八幡宮川渡り神幸祭(毎年5月の第3土・日曜)
もっと見る神輿と各地域の豪華絢爛な山笠が彦山川を渡る勇壮な神事。大バレンで装飾された色鮮やかな幟(のぼり)山笠を若衆たちが威勢よく揺すり、会場は熱気に包まれます。鉦太鼓(かねたいこ)がとどろくなか、水しぶきをあげながら白熱した競争を繰り広げて川を渡る様が迫力満点!
福岡県五大祭りのひとつに数えられ、県無形民俗文化財第1号に指定されている歴史と伝統を誇るお祭りです。 -
春日神社神幸祭(毎年5月の第4土・日曜)
もっと見る五穀豊穣・無病息災などを祈願する春日神社の神幸祭。400年以上の歴史を持つ「岩戸神楽」が奉納され、春日神社周辺を神輿や各地区の山笠が勇壮に駆け抜けます。「抱きかかえられると健康に育つ」と伝わる鬼神が地域をまわると、あちこちから小さな子どもたちの元気な泣き声が。田川後藤寺駅前の広場では出店が並び、ステージイベントや山笠による演舞も行われ盛り上がりを見せます。
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TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~(毎年11月の第1日曜とその前日)
もっと見る炭坑のまちとして栄えた田川の文化と歴史を全国に発信するため開催される秋の一大イベントです。多数の出店が軒を連ね、子ども広場やステージイベントなど盛りだくさん。会場は活気に満ちあふれます。夜になるとライトアップされる二本煙突と竪坑櫓が、昼間とは違う幻想的な雰囲気に。
クライマックスの炭坑節総踊りは、会場中央に組まれたやぐらを中心に多くの人々が大きな輪になり、炭坑節の歌にあわせて一斉に踊ります。 -
伊加利人形芝居(毎年1月1日)
もっと見る毎年元旦に岩亀八幡(いわがめはちまん)神社に奉納される人形芝居です。1952年に福岡県の無形民俗文化財の指定を受けました。江戸時代末期、伊加利(いかり)村に悪い病気が流行し幼い子どもが次々と命を落としたため、疫病終息の祈願として始まったと伝えられています。現在でも翁が舞う「三番叟(さんばそう)」の奉納が続けられています。
田川市で人気のグルメ・お土産
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田川ホルモン鍋
田川のソウルフードとして有名なホルモン鍋。タレで下味をつけたホルモンと、玉ネギやキャベツ、もやし、ニラなどたっぷりの野菜を炒め煮していただくご当地グルメです。かつて炭都として栄えた田川の炭坑夫たちの貴重な栄養源で、スタミナ満点!
最近では、コラーゲン豊富なホルモンとたくさんの野菜を味わえるヘルシーメニューとして女性にも人気。シメにはうどんやご飯を入れて、スープを余すことなく堪能しましょう。 -
山賊鍋
海・山・田・畑・野の5つの幸を盛り込んだボリューム満点のご当地鍋。季節の食材がたっぷり、味噌醤油仕立てのスープで豪快にいただきます。ジューシーな鶏ミンチが特性スープとマッチし、ひと口食べればお箸が止まらないおいしさ!寒い季節にはココロもカラダも芯から温まり、田川では知らない人はいないと言われるほど地元っ子がこよなく愛する絶品鍋です。
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黒ダイヤ
貴重な資源エネルギーであった石炭はかつて「黒ダイヤ」と呼ばれていました。その石炭をモチーフにした羊かんは、炭鉱文化を今に伝える九州銘菓のひとつです。九州産の黒糖を原料とし、外のパリッとした歯ざわりと中の奥深い甘さが特徴。羊かんは炭坑夫の疲れを癒す活力源として長年愛され続け、今では贈答用としても重宝されています。
これがおすすめ!田川市のふるさと納税
田川市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!
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味付け牛肉プルコギ風
特製タレに漬け込んだ牛肉は柔らかく、食べ応えある十分な厚さでご飯と相性抜群!味噌をベースにXO醬やリンゴ果汁のほか発酵調味料をブレンドして作られたタレは、芳醇な香りでコクのある味わいです。冷凍庫に収納しやすい小分けサイズで、解凍して焼くだけの簡単調理で食べられるのも嬉しいポイント。お子様から年配の方までさまざまな世代に好評です。
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おせち 2025 博多久松 和洋絢爛定番おせち「白鳥」
田川市に新工場を置く博多久松が提供する、和と洋の食材をバランスよく取り入れたおせち料理です。海老の旨煮や味付け数の子をはじめ、チキンのマスタードマリネや蒸し鶏バジルなど33品が入っています。新春の装いで華やかな三段重にすき間なく食材が詰められ、見た目も豪華!届いたら解凍を待つだけですぐに食べられるというのも魅力です。少人数でも満足でき、お歳暮やギフトにもおすすめです。
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おせち 2025 博多久松 和風本格定番おせち「高羽」
少人数で和風の料理を楽しみたい方におすすめの本格定番おせちです。海老の旨煮やぶり照焼きをはじめ、にしんの塩麹焼きやイカの明太和えなどがぎっしり!そのほか、味付け数の子や真鱈子昆布、市松錦玉子、寿高野豆腐など新春を彩る料理がズラリと34品入っています。華やかな三段重にすき間なく食材が詰められた状態で届くので、解凍後はそのまま食卓に出していただけるのも魅力です。
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ふくよか豚バラブロック約5kg
田川市内の農家で育てられた福岡県のブランド豚「ふくよか豚」。交配から飼料配合までこだわって育てられた豚は、きめ細かい肉質と甘みのある脂が自慢です。赤身と脂身が層状になったバラ肉は、しゃぶしゃぶや角煮のほか、串焼きやサムギョプサルなど多彩なメニューに使えて便利!ブロックの状態で届くので好みに合わせて自由にカットし、食感や味わいの違いを堪能できます。
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山賊冷凍からあげ
田川市で創業の「本家山賊鍋」を展開する柏木商店の唐揚げです。秘伝の醤油ベースのタレに漬け込んで作られた唐揚げは、薄皮衣で外はカリッと中はジューシー!ひとつひとつが大きく食べ応えたっぷりで、店舗でも人気の高いメニューです。解凍後に揚げるだけなので夕飯のおかずにはもちろん、ビールのおともにもおすすめ。にんにくや卵は使わず、小さな子どもから年配の方にまで広く愛されるふるさとの味です。
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チロルチョコ バラエティパック
田川市で誕生し、今も変わらず市内で製造されている人気菓子「チロルチョコ」。いろいろな味がたっぷり楽しめるバラエティパックなので、お子さまのおやつや差し入れにも大活躍します。季節により入っている種類や個数が異なるため、何が入っているかは届いてからのお楽しみ♪カラフルな包み紙で見た目も華やか!友達とシェアするのも良いですね。
田川市のスポットマップ
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田川市へのアクセス
■公共交通機関でのアクセス
・JR博多駅から電車で「田川後藤寺駅」まで約60分
・JR小倉駅から電車で「田川伊田駅」まで約50分
■車でのアクセス(田川市役所まで)
・九州自動車道「小倉南IC」から約35分
・北九州空港から約50分
・福岡空港から約70分